鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

<第二章のまとめ>

2005年01月03日 | ヨハネ伝解読
 第2章以降は広く言えば、イエスが宣教をしていく様が記録されています。
そうしたなかで、あえて第2章の特徴を言うならば、いよいよイエスが宣教を開始して、まず、何をしたか、を記録していると見ていいでしょう。

 彼は、最初、故郷の近く、ガリラヤ湖周辺の街、カペナウムの会堂で公の第一声をあげます。もちろん、それまでもあちこちで教えてはいるのです。だから、弟子になる人たちが付いてきているのでしょう。

 しかしマルコ伝など他の福音書によれば、教会堂で、公の形で宣教するのは、これが最初だったようです。この時すでに、その教えにはしるしと不思議が伴っております。そして、その評判と人気は、早くから鰻登りでした。それはすでに、遠く、南のエルサレムにも伝わっていたでしょう。

 それを手みやげに、彼は本舞台エルサレムの神殿にデビューします。今度は、しるし(奇跡)によってではなく、神殿で暴れ回るという衝撃のデビュー。まずそれをしておいて、教え、それを奇跡で裏付け始めた。2章はそこまでを記しています。
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