鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

26.創造神宗教にも仲介者は現れうる

2018年04月11日 | 安全なキリスト教の学び方

 

 
これまでに~
 
仲介者が介入すると、在物神宗教は安全でなくなることを
 
      ~みてきた。
 
+++
 
 
今回は、その構造が創造神宗教にも現れうることをみよう。
 
創造神を神イメージとする場合にも、仲介者が介入することはあるのだ。
 
 
 
 
<聖書は与えられているが>
 
創造神宗教では、聖書が与えられいる。
 
それは、創造神がいかなる神かを知っていくための、ことばによる手がかりだ。
 
だが、この書物についても、人間は唯一の正統解読を得ることはできない。
 
それは、自由解読をし、スモールグループで相互吟味をしていると、経験的にわかってくる。
 
+++
 
けれども、「絶対正解が得られるかもしれない」と漠然と思っている人は沢山いる。
 
その人々は、やはり唯一の正解を期待する。
 
同時に自分の解釈がそれから外れているのでは、という恐れも抱く。
 
そういう人々を対象に、自称仲介者は出てくるのだ。
 
 
 
 
<代表例はカトリックの聖職者>
 
創造神宗教での仲介者の代表は、カトリック教会の聖職者~法王、司教、司祭~だ。
 
彼らは話し合って、聖書の唯一正統な解釈はこれだ、と決めて、一般人に与える。
 
彼らは、「自分たちは創造神の御旨を受信している」と考えている。
 
+++
 
これを受け入れると、人々はなにかにつけて彼らの言葉に左右されやすくなる。
 
この状況は仲介者付き在物神宗教と同じ構造である。
 
 
 
<天動説と地動説>
 
なお、カトリックの場合には、仲介が正しくないとバレた歴史的事件がある。
 
欧州のルネッサンス期に、絶対正しいとしてきた天体知識が、科学者の発見によって覆された。
 
いわゆる天動説の間違いが、地動説によって証明された。
 
 
 
 
<科学という認識手法の出現>
 
これを機に、カトリック教団とは異なった、認識の手法が生まれた。
 
サイエンスという手法がそれだ。
 
それは~「見えない世界の事柄」は、五感で認識できるところに投影させて捉えて、考えよう
 
      ~という手法だった。
 
サイエンスの日本での訳語が科学である。
 
今回はここまでにしておこう。
 
 
 
 
 
 
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