広大な本殿の周囲には、各地からやってくる参拝者の白い「詰所」たてものが、数多く並んでいます。
みな広大で、四階かそれ以上の建物です。
中を見た人に聞いたところでは、廊下はピカピカ、左右に部屋があって
ホテルのようだそうです。
ある人が「信徒に寄付させたものでしょう」といいました。
確かにそうですが、この詰め所は、生活に困った信徒を無料で生活させるようにもなっているそうです。
ここが寄付金とりっぱなしの教団と違うところです。
だから、信徒は、安心して生活できているのですね。
本殿を囲んでこれらのビルが群がる地帯は、ディズニーワールドのような一つの世界といった感じです。
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筆者の入院した病院はそのビル群の中の、本殿に近いところににありました。
至れり尽くせりで、看護師さんも驚くほどに親切。
普通の人間にある「利己心」というものが極めて薄い。
代わりに「たすけごごろ」ともいうべきものが濃く感じられました。
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手術の前日には、教育担当の教会員が「手術前のお祈りをしていいですか?」といってきました。
「お願いします」素直に応じると、長い祈りをしてくれました。
わたしはこのついでに、天理教の「あしきをはろうて・・・」という「お手振り」と
その意味を尋ねてみました。
担当者は、そのセリフの旋律とお手振りの仕方も教えてくれました。
(続きます)
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