Sightsong

自縄自縛日記

行徳の「寺のまち回遊展」

2009-03-28 18:36:19 | 関東

行徳(千葉県市川市)の旧道付近は寺町である。このあたりで、昨年から、「寺のまち回遊展」という企画を行っている。今回、家族でずんごろずんごろと歩いてきた。

目当ては、息子の海苔作り体験。と言っても、既に細かく裁断された生海苔を掬い、簾の上に置いた枠の中に注ぐだけである。かなりムラができたので二度注ぎ、厚みがばらばらになった。そのまま日に干し、乾く間に他の寺をまわる。今日は曇っていたので、充分には乾かず、家のベランダでさらに干した。明日にでも炙って食べるつもりだ。

徳願寺では、寺宝を公開していた。何と宮本武蔵の手による書と画が1点ずつ、それから円山応挙の作品が8点。ここの所蔵物のうち、幽霊の絵が有名だそうだが、私には李白が滝を眺めている2点セットの掛け軸が嬉しかった。法善寺には、『別冊太陽』の表紙を飾ったこともある棟方志功の版画なんかもあった。

それぞれの寺でスタンプを押し、最後に景品と鉢植えの花をもらった。