米国のハミルトンは、70年代に、「Pulsar」というLEDデジタル腕時計を出していた。このブランド自体は、どうやら、1979年にセイコーが取得したようで、輸出用の変わったデザインの腕時計を「Pulsar」名で出し続けている。その中にはデジタルもある。
一方、ブランドを手放した当のハミルトンも、最近、「Pulsomatic」という名前で、現代版「Pulsar」を復刻した。
面白くて調べていると、「Pulsar」もどきの製品を作っている英国の小さなセラーを発見した。まさにこれは、70年代に夢見たであろう近未来のイメージである。しかも値段は、本家ハミルトンの10分の1以下。
夜道を歩いていて、たまに気が向いてボタンを押すと、真っ赤な数字が表示される。これだけ明るければ、交通安全対策になるかもしれない。
パルサーもどきと、ヤンゴンで買ったラピスラズリと、よくわからない透明な石