Sightsong

自縄自縛日記

液から粉へ

2007-12-24 23:58:48 | 写真
モノクロ印画紙の現像液として、これまで富士フイルムのスーパーコレクトールLを使っていた。これが商品構成の縮小により無くなり、買い置きも無くなったので、粉のコレクトールEをはじめて使った。値段はそれほど変わらないし、かさばらないし、希釈も難しくないのでよしとする。ただ、富士フイルムのウェブサイトで、「販売継続品」という表現を使うのはやめてほしいとしみじみ思う。なんだか風前の灯火みたいな雰囲気じゃないか。

きょうは、夜のチキンをはさんで、暗室でせっせと家族の写真を焼いていた。しかし、その印画紙フォルテも、ハンガリーの工場閉鎖により、もうお店にはほとんど残っていない。以前、富士フイルムの方が、残存者利益があるので大丈夫だと言っていたが、何とか日欧で数社でもニッチとして残ってほしいと切に思う。

以前、写真家の北井一夫さんと話をしたら、そんなの雑誌が極端に煽っているだけだよ、必要な人はいるんだから無くならないよ、と言っていた。



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