日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2022年10月20日 失業後のためにその1・小型船舶免許(特定)取得

2022-11-02 06:00:00 | ノンジャンル
 10月20日、快晴風やや強し。今日は終日「特定」小型船舶免許の講習。特定とは言わば海の二種免許、取得すればベースとなる資格の範囲で、有償運送に従事できることになる。例えば大きなニュースとなった知床の遊覧船、あれクラスを操船できるようになります…あくまで法的には。まあそこまで言わなくとも、ちょこっと運航補助のアルバイトとかするのに「持ってます」と言えた方が信用されやすそうじゃないですか。

 この講習を、神奈川県の講習が満員のため、旅行を兼ねて沖縄で受講することにした。申し込みは横浜の海事事務所を通じて行った。会場は那覇新港ふ頭待合所(今はフェリーの発着なし)の真ん前、ここに行くバスのルートから外れたところに泊ったで、安謝(あじゃ)橋からふ頭への一本道を歩いて行った。コンテナトレーラほか大型車が頻繁に走る。港を望むビル6Fでの講習は気分が良い。船舶免許ですから、海を見ながらの方が気分がアガるというものでしょう。

 講習は教室学習7時間のみで、海洋実技はない。受講料+免許申請代行手数料等いっさい込みで2万円しない、こんなんで人の命を預かる小型船舶の操船ができてしまうのである。内容はと言えば、ひたすら遭難時の退船手順や体制、それからライフジャケットや救命筏を始めとする救命用品の説明(一部ビデオ学習)。あと人工呼吸+心臓マッサージの実技(一人ずつ全員)。

 テキストは海技士のそれを流用しており、救命艇とか非常通信設備&方法など大型船舶用の解説が多く、小型船舶に使えるのは半分程度か。いいのかこれで。実技は過去に会社の救急救命講習を受講した経験が生き、良い見本ですと褒められたが他がいいかげん過ぎるんだ。受講者は比較的若い人が多く、何だかチャラい恰好の兄ちゃん風情もチラホラ。彼らは釣り船なんだろうか、ダイビングボートなんだろうか。少なくとも自分より海に近いところに生きていることは間違いないのだろうけど、命を預けるのを躊躇するような風体の人もいた。

 修了試験などなく「お疲れ様でした」で終了。「特定」の文字が入った操縦免許は、後日郵送されてくる。ほぼ1日机の前に座っているなんて久しぶりで疲れたが、これで1件クリヤだぜと嬉しい。写真は会場のテラスから眺めた那覇新港、1隻だけ泊っていた「琉球エキスプレス6」は、講習の終了直前に志布志経由大阪へ向け出港していった。
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2022年10月15日 大人の社会科見学・江戸東京たてもの園

2022-10-28 20:00:00 | ノンジャンル
 今日は小金井市にある江戸東京たてもの園を訪ねてみた。

 横長の敷地、あまり古民家には興味ないんだけど明治以降の擬洋風建築とか昭和初期の看板建築あたりは大好物。いきおい、見学のそのエリアに時間を要する。スタイリッシュなガラス多用の近代建築や曲線や変形を多用した前衛建築も好きだけど、100年近く前の低層建築からは住む人、使う人々の息吹が伝わってくる気がする。

 建築ではないが園内には乗物の展示もあり、全て大好物ですねハイ。そんなこんなで、11時頃に入園したのだが16時半の閉園案内が流れるまでガッツリ居座ったのであった。ふぅ、満腹。半袖でいられる快晴なのも気持ち良かった。

(写真左上)昭和初期あたりの建築物が並ぶ東ゾーン
(写真左下)動態保存されているボンネットバス(いすゞ/北村TSD43?)
(写真右上)昨年塗り直されたばかりの路面電車(都電7500形)
(写真右下)隣接する小金井公園内の国鉄型車両(C57+スハフ32)
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2022年10月11日 続・手帳いつまで

2022-10-26 20:00:00 | ノンジャンル
 昨年も書いたことだが、自分はいつまで手帳を使い続けるのだろう。昨年より半月遅れで、来年の手帳を買ってしまった。とりあえず来年は、これまで通りの使い方で過ごそうと思う。

 手帳を買っても予定を書くことがなくなる日が、いつかは訪れる。「そうかもしれない。だがそれは、今日じゃない」(「トップガン=マーヴェリック」より)
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2022年9月16日 大人の社会科見学・川崎あれこれ横浜ピンポイント

2022-09-29 20:00:00 | ノンジャンル
 昨日はクルマでつくば学園都市エリアの社会科見学をしたが、今日はバイクで地元の社会科見学をする。

(1)川崎市平和館
 名前の通り平和を訴える施設で、ユニークだなと感心したのは「平和の反対(語)は戦争ですか?」という館内最初の問いかけ。もちろん戦争もだが、平和な生活を送るためには飢餓、貧困、DV、環境問題などの解決も必要であると。言うなれば、社会問題すべてが平和の敵となる。もちろん川崎らしく、拉致問題コーナーもある。
 あまり広い施設ではないが骨太な内容、大いに感心した。 

(2)電車とバスの博物館(写真)
 何年ぶりで訪問しただろうか。今年はちょうど開館40周年。自分が訪問したのはYS-11のフライトシム設置後かつ移転後だった気がするから、それでも15~20年は経っているはず。2016年にリニューアルしたと聞いたが、重い腰が上らず今日まで来てしまった。と言い訳はこれくらいにして。
 新型コロナ対応で、2館あるうちのB館は閉鎖中。何があるのか調べなかったが。東急電車が走り回るレイアウト、コイン入れて鉄道模型の運転ができるレイアウト、もう一つレイアウトあったな。以前にも増して「小さなお友達」志向が強まったと感じた。カットモデル含め、電車とバスの実車展示は変わらず。幸い綺麗に維持されているが、展示説明もあっさりしたもの。東急の社史に関する説明もパネルのみで、とにかく電車に親しんで下さいってレベル。せっかくの玉電200形も休憩ベンチ同然、まだ京急ミュージアムの230形の方がマシな扱いだった。

(3)NEXCO中日本 コミュニケーション・プラザ川崎(要予約)
 新型コロナで休館したり、週末は予約が一杯だったりでずっと訪問できなかった施設を、ようやく訪ねることができた。ビバ平日!しかし行程の最初じゃないと、時間配分に気を遣いますな。
 高速道路を管理運営するNEXCO中日本の企業PR施設だが見学できるのは1つの大部屋のみ、道路管制センターは見られないままで、もうそろそろ再開しても良いのではと思うが、丁度良い運用負荷軽減策なのかもしれない。とは言え大部屋のあちこちにあるショートビデオの本数が多く、結局1時間以上かけて見学終了。不満だったのは同社管轄の日本坂トンネル、笹子トンネルの大惨事からどのような教訓を得、どのように改善に繋げたかの表明がどこにもないこと。展示内容が古いとは言わせない、新東名神奈川県区間の部分開通PRはちゃんとしているのだから。退出時、ノベルティのおみやげを頂いた。

(4)横浜市歴史博物館
 横浜の資料館等はほとんどが本町やみなとみらいにあり、港北ニュータウンにポツンとある当館への訪問は疎かになっていた。春から「みんなでつなげる鉄道150年 —鉄道発祥の地よこはまと沿線の移り変わり―」という企画展をやっており、前期展示を見逃したがせめて後期展示はと、今月末の展示終了を前に訪問した。
 常設展示は縄文前後、弥生、中世、近世と分かれたコーナーの人々の暮らしで内容は平凡、最後にちょこっと横浜のことが出てくるが、さほどスペースは割かれておらず、その辺は開港資料館や都市発展記念館へどうぞと言う感じ。
 特別展は、横浜に鉄道が敷かれ発展してきた今日までの歩みのコーナーと、現在市内を走る鉄道事業者ごとの紹介コーナー。さすがに車両はないが、鉄道関連各社自慢の一品、みたいな小物展示が興味深かった。あと見逃した新鶴見操車場のパネル展のリバイバル展示がされていたのは嬉しかった。常設、特別展合わせて1時間半くらい掛ったので、けっこう気に入ったと言うことか。

 今日は9時出発、17時半帰着で、それでも近場でガッツリ時間を過ごしたものだ。
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2022年9月15日 大人の社会科見学・つくば学園都市周辺

2022-09-28 20:00:00 | ノンジャンル
 つくばエリアには政府系機関の施設が数多くあり、それらのPR用施設もまた多くある。かねがね見学してみたいと思っていたが、予約の取り易い平日に行けるようになったため、予約をして回った。TXか高速バスで以降と思っていたが、現地で効率よく移動する必要があるため、自宅からクルマで行くことにした。

 6時半に出発、覚悟した首都高の渋滞はあまり酷くはなかったため、常磐道谷田部ICに8時前の到着。8時営業開始の牛丼屋で朝食をし、施設の駐車場で週末のイベントに備えワックス掛けをして開館を待ち、9時の開館と同時に見学開始。

(1)食と農の科学館(要予約)
 しょっぱなから実に興味深い。研究成果の農業改革、すべて導入すれば日本の農業の未来は明るい?アップデートされ簡潔だが判り易い手法説明に好感。広報誌をいっぱい入手、クルマで良かった。

(2)地質標本館(要予約)
 地学はあまり興味ないのだが、興味ないのは鉱物の名前や地層分布であり、その調査方法や研究結果の利活用については大いに興味があり、見て飽きなかった。社会科見学の中学生と遭遇。

(3)サイエンス・スクエアつくば(要予約)
 地質標本館の向かいに位置、さまざまな機械技術の実用化成果をPRしており、面白いのだがちょっと物足りない。要予約でなく、入館者を追跡調査できるレベルで良いのではないか。

(4)さくら交通公園
 実は今日一番のお目当て?国鉄ハイウェイバス1号車(日野RA900P)を展示(写真)。実に貴重な車両で、屋根は掛けてあるものの痛みがひどくなってきている。後窓などHゴムが外れて垂れ下がり、外からの風が車内に吹き込んでしまう。
 これ、JRバス関東で引き取って整備・保存できないものだろうか。主に子供向けの交通公園であれば、由緒あるバスである必要ないと思うのだが。代わりに、土浦支店の廃車を提供すれば良いし、エリア的には関鉄バスのお古を展示した方が子供には馴染みがあって良いかもしれない。公園内にはD51 70も展示されており、運転台に入れるのは貴重。

(5)JAXA筑波宇宙センター(有料ツアーのみ要予約)
 自由見学可能な無料の大きな展示館と、制限区域内に入り管制室を見られる有料ツアーがあり、有料ツアーがいつも満員で来られなかった場所。多分つくばで一番人気の施設なのでは?ドーンと大きなH-IIロケットが横たわり、入構時のインパクトは十分。宇宙物だけに展示してある衛星はレプリカが多いが、たまに「故障に備え2つ造った」うち使わなかった1つを展示しているが、プレートに「レプリカ」とか「実機」と書き添えて欲しい。全般に説明書きが簡単すぎて物足りない。管制室に人は少なかったが、モニタでは国際宇宙ステーションからのリアル映像が映っており、ちょっと興奮した。

 予約時間待ちのロスタイムはあったものの、9時から16時過ぎまでみっちり見学、充実した一日だった。今回訪問できなかった施設がまだあるので、年内にもう一度訪問したい。
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2022年9月11日 大人の社会科見学・横浜あれこれ

2022-09-26 20:00:00 | ノンジャンル
 色々あって出遅れ、午後からバイクで横浜へ向かい、ネットで見つけた興味深い展示会を見て回った。

(1)馬の博物館
 常設展示では、ウマと人間との関りを古代から現代に至るまで、パネルや資料、模型やジオラマで説明。元々が競馬場跡地にあるため競馬関連メインかと思ったら、そうでもなかった。お目当ての展示は「ウマとクルマ」展、ウマに曳かせるクルマの変遷や模型を展示、メインは明治天皇の御料馬車(明治4年輸入・写真)か?他に「坂本繁二郎(近代洋画家)と馬」展も開催。

(2)ニュースパーク(日本新聞博物館)
 旧横浜商工奨励館のビルを活かして造られた建物は、吹き抜けに巨大な輪転機が鎮座する。エスカレータで上がり、入場して企画展「海からのメッセージ──海洋環境と報道」を見る。水俣事件などの公害から、近年の海洋汚染や温暖化、そして漁業を巡る犯罪問題まで、海に関する全国各紙の報道を展示。全国紙で読んだ記事もあれば、初めて知る地方紙の特集もあり興味深かった。一般展示は過去にも見ているが、展示の新聞にMLB大谷選手の活躍や近年の風水害などあり、ちゃんと展示をメンテしている様子が窺えた。

(3)横浜都市発展記念館
 旧横浜中央電話局の建物内2フロアに展開する資料館で、こじんまりとしているが横浜に生まれ育った人間には身近に感じられる展示内容で、充実感がある。ここも過去に訪問済みだが今回の目的は特別展「横浜鉄道クロニクル―発祥の地の150年―」。常設展示室とは別料金、で、特別展のみの入館も可能だが初めて訪問されるようであれば両方を見学するのがお勧め。
 この特別展はそれこそ横浜界隈の鉄道に的を絞った展示のため、見応えがあった。開港資料館からの借り物が多いが、特に昭和後半以降は見覚えのある電車や風景の写真もあり、説明を読んで改めて納得したり感心したり。それ以前の資料も見て退屈はしなかった。

 港エリアではベトナムフェアを盛大にやっていたし、元町や中華街はたいそうな人出、見学を終えたら人混みには近寄らず一目散に帰宅した。
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2022年8月6日 母が逝って1か月

2022-08-19 06:00:00 | ノンジャンル
 この週末も実家へ。一昨日が、母が亡くなって一か月だった。「もう」と言う気もするし、「まだ」と言う気もする。

 父親は粛々と遺品整理を続けており、衣類、靴類は完了。本や雑誌と、ケーキ・菓子づくりに使う金物も整理し、それぞれ月に一度の収集日に少しずつ出してゆく由。あとはキルト関連、最後に装飾品だろうか。やってもやっても何かしら出てくると父は言うが、ずいぶん整理を進めたものだと感心する。自分には何もすることがない、あってもしない。父が作業するのが弔いだと思っている。

 一か月たった区切りとして、居間の「祭壇」に安置していた遺骨を、母の寝室に移した(写真)。これからも実家へ行く都度、忘れずに挨拶しようと思う。
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2022年7月27日 メインカード再発行

2022-08-05 20:00:00 | ノンジャンル
 メインで使っているクレジットカード(JCB)を、無料で再発行して貰った。

 某ショッピングでカード承認が通らず、1,2万円の支払いなのにおかしいなと思いカード会社に電話したところ、不審な支払いを検知したため承認をストップした由。不審な支払いとはGoogleでのゲーム課金で、1回数百円~2,000円程度 で、それが何回も繰り返されていたとのこと。利用した覚えがないため(そもそもパソコンやスマホでゲームやらない)そう言うと、あっさり不正利用と認定され、支払いは免除されることになった。不正利用検知システムに感謝。

 不正利用分の支払いは免除され、番号を変更するためのカード再発行も無料とのことでカード会社には感謝しかないが、一方で諸々の支払い変更手続きを考えると頭が痛い。以前カードを紛失して再発行になった時、登録変更したサイトは 20を下らなかった気がする。まずはインフラ関係、それから旅行関係、そして通販関係。ダラダラやらず、一気に片付けた。
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2022年7月24日 大人の社会科見学・川崎区のあれこれ

2022-08-03 20:00:00 | ノンジャンル
 今日は、川崎区のあれこれ「課題の回収」をした。朝イチで映画を観てからスタート。

(1)カワスイ(川崎水族館)
 行こう行こうと思いつつ、オープン以来訪問できていなかった。業績不振でレストランクローズや営業テコ入れなどされ、存続が危ぶまれている様子。川崎市民割引をしていることもあり、ようやく訪問した。
 以前は「〇|〇|」だった建物の最上階2フロアにあることもあり、大水槽はなし。展示も淡水魚が中心と言う印象を受ける。入場して最初が地元・多摩川の生態系展示なのは良い。それからあちこちの海、そしてアマゾン推し?1つ1つの水槽は小さいのだが数が結構あり、休日でもあり子供連れで結構にぎわっていた。夜は館内の照明が変わったり一部の展示が入れ替わるそうなので、近いうちに再訪したい。
 観おわった後、館内のカフェで大型淡水魚・ピラルクの身を使ったフィッシュ&チップスを食べてみた。ごく普通の白身魚だった。

(2)東海道かわさき宿交流館
 過去にも訪問したことがあるが、多摩川へ向かって歩いていたので寄ってみた。川崎宿紹介の展示に目新しさはなかったが、川崎の観光写真展をやっており(別稿)見られて良かった。この施設、無料なのが素晴らしい。

(3)大師河原干潟館
 川崎駅から旧東海道を歩いて多摩川に出、そこから堤防上の歩道を河口に向かって歩く。カンカン照り猛暑の本日、サングラスも日焼け止めも忘れた…
 大師ICの近くに、以前は気付かなかったが土手から少し入って目立たない建物がある。2階建ての1階が、雑然とした展示施設になっている。展示館と言うより小学校の実験教室みたいな雑然さ。主に施設周辺で見られた魚介類、鳥類、昆虫などの観察記録がいっぱい。魚も鳥も、けっこう種類があるなあ。
 コンクリの床にプラスチックの大きなケースが置かれ、金網が被せられている。ちょうど昨日、川崎市港湾局によって川崎港内で捕獲されたトゲノコギリガザミだそうで、デカい!じっとしているが、スタッフが金網ごしに棒で突くと物凄いスピードでハサミを振り上げた。夏休みの間くらいは子供たちの自由研究用に飼い、その後は港にリリースするつもりだと。珍しいものを見た。

(4)キングスカイフロント
 いすゞ自動車川崎工場の跡地を再開発した臨空ビジネスエリア。空港が近いこともあり、高層の建物はなく広々とした印象を受けるが、白基調のビル群は1軒のホテルを除き一般人には用のないエリアであり、面白みはない。
 ちなみに名称の「キング」は地名の「殿町」に由来、ああ懐かしや殿様キングス。この辺まで来ると、飛行機のエンジン音が良く聞こえてくる。

(5)多摩川スカイブリッジ
 今回のメイン、ここを歩いて渡ろうと、はるばる歩いてやってきた。通る車は少なくのどかな雰囲気だったが、平日はけっこうトラックが通るのではないかと思う(写真)。橋の上からの眺めはどちらを向いても良く、空気の澄んだ冬は多摩川と富士山が綺麗に撮れるのではないかと思う。

(6)羽田イノベーションシティ
 RWY22のほぼ延長線上にあり、この日はちょうど着陸に使用していたので見飽きない。屋上には無料の足湯があり、カンカン照りにいじめられながら足を暖めるシュールな光景。
 シティ内は幾つもの建物があるが、新型コロナ渦で開業が遅れており現在は閑散とした状況。逆に今だからこそ、飛行機見物には良いかもしれない。訪問時は、足湯用にタオルを持参しましょう。

 ウォーキングはここまで、イノベーションシティ直結の天空橋駅から、京急線で川崎に戻った。(おわり)


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2022年7月5日 母、無言の帰宅する

2022-07-21 06:00:00 | ノンジャンル
 市の火葬場は、9時から1時間おきの時間で予約ができる。さすがに朝一では慌ただしいので、10時からの予約をし、その1時間ほど前に葬儀社に行った。葬式を上げるわけでも坊さんを呼んでるわけでもないため、カジュアルな服装である。父は黒のTシャツにジーパン、自分は黒のポロシャツに黒の綿パン、靴も黒と色だけは黒で揃えた。

 棺には副葬品と言うか思い出の品を少し入れられると言うので準備したのは、
①当日朝に摘んだ庭の花(約10種類)
②趣味の本(料理、ケーキ、ガーデニング、キルト)
③趣味の道具(料理用の木へら)
④趣味の成果(キルト大小2点)
⑤お供のぬいぐるみ(限定物のテディベア)

 冷蔵庫で夜を過ごしメチャクチャ冷たくなってしまった母。穏やかな寝顔で良かった。まず顔の回りに花を散らし、身体にキルトを掛け、その上に諸々の品を置いた。蓋の釘打ちはやりたくないし、音すら聞きたくないと思ったが、葬儀社の人がやってくれたようだった。火葬場から直帰のため、霊柩車(アルファード)の後を軽トラで追う。父は霊柩車に同乗、最後の「夫婦旅行」だ。火葬場まではものの数分。棺を降ろせば葬儀社の仕事は終わり。わずか24時間足らずですが、お世話になりました。

 ガタゴトと搬送機で送られ、ドアが閉まる。さようならと呟いたが、ありがとうと言い忘れたことに後で気付いた。これから何度でも言おう。1時間半ほど待機、父は横になり、自分は本を読んでいた。他に利用者はおらず、静かに過ごせた。

 お骨上げ。最初に大腿骨、最後に頭蓋骨。白く、軽い。骨壺に余裕で収まった。木箱に入れ、さらに目立たぬよう不織布のバッグまで付いているサービスぶり。おかげで、昼食のファミレスに母も連れて入れた。

 実家に戻り、出窓のところにしつらえたスペースに木箱を安置。キルトや本、写真スタンド、庭の花などを飾るとそれらしくなった(写真)。葬式はやらないと言っても親しかったご近所さんが弔問に来られる可能性があり、形を整えた次第。亡くなってから骨になるまで僅か1日余り、あっけないが、ずるずる引き摺るのは故人も喜ばないだろうと。

 夜、いったん帰宅。週末にまた訪れることにする。
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