日々のつれづれ(5代目)

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宮沢章夫著 「アップルの人」(新潮文庫)

2009-01-08 07:39:58 | 本・映画・展覧会
 アップルと言えばNYCではなくてパソコンの、いや今やiPodやiPhoneの方が有名な、あのアップルである。

 で、そっち系の雑誌に連載されたエッセイを纏めたものが本書らしいのだが、マッキントッシュを知らない人でも楽しく読めると言う触書に偽りはなく、まぁまぁ。

 とは言え、価値観によっては面白くも何ともなく、こんなネタで原稿書いてカネになるんだと呆れちゃうものもあったりして。もちろん、思わずそうそうと頷けるネタもあり、そういう意味ではアップダウン激しい一冊。

 ちなみに自分はMacでもUNIX/LINUXでもなくWindowsで動く端末ばかりを使っているが、別に信者なのではなく手近で汎用的なモノがそれだったからに過ぎない。本書を読んで、自分にとってパソコンはあくまでツールに過ぎないと認識した。

 2008年12月29日 クロアチア・リュブリヤナのホテルにて読了
コメント
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