2008年1月20日 オバマ特別列車(Obama Express)

　いよいよ新しい合衆国大統領の就任でありますね。まぁそれはさておき(オイオイ…)、オバマさんはフィラデルフィアからワシントンへ、私が愛して止まないAMTRAK運行の特別列車"Obama Express"で入ったそうですね。それだ！(笑)

　報道写真では最後尾の展望車で手を振る新大統領(一家)の写真が良く出ていますが、列車自体を写したモノは見かけません。そこで「ようつべ」で検索、ありました。ほぅほぅ。編成は下記の通りでした。

　←　機関車ｘ２＋一般客車ｘ９＋展望車　。。。。。

　詳細？に書くと、
　機関車はP42DC「ダッシュ８(Genesis)」型No.44＋No.120
　一般客車はAmfleetⅠ、詳細はこれから調べようかな。
　展望車は(調べたところ)"Gerogia300"

　目が行くのはやはり最後尾の展望車ですが、1930年製のプルマンカーで個人所有だって！スゲー。さすがアメリカ。実はオバマ氏以前にも各大統領が使用していたんですね。ちーっとも知りませんでした。

　古色蒼然たる展望車とステンレスなAmfleetとで全然デザインが違うため、編成美と言う点ではちょっと違和感がありますが、仕方ないでしょう。これ、"Gerogia300"だけ作れば既製品で揃えられますね。メーカーばらばらになっちゃうかな。簡単に作ればって書いたけど、どれだけ資料が揃うか。ちょっと写真で見た限りでも展望デッキ回りの造作はかなり細かかったですので、けっこう苦労しそう。

　そのうちどこかの鉄道模型コンクールで、「再現シーン」みたいな作品が出るのではないかと予想します。製作上の難関は車両よりも人物じゃないかな。ぜひとも見て見たいものです。

(展覧会) 白州次郎と白州正子展

　ちょっと前、白州次郎に関する本を読んだ(調べたら'07年11月だった、だいぶん前だ)。近代史の教科書や話題では聞いたことのない人だったのでヘェこんな凄い人も居たんだと感心した。その人とご夫人に関する展示会のチケットが手に入ったので、知人をお誘いして行ってみた。

　白州次郎氏が亡くなったのは1985年なので、遠い過去の人というわけではない。が、その生い立ちから時代を駆け抜ける種々の展示物や写真を見ていると、何だかずいぶん前の人のように思える。ああ、これぞ「昭和は遠くなりにけり」か。

　見終わって知人と話し合ったことであるけれど、いまどきに比べ、少し前の日本の基礎教育はしっかりしていた、そして(デキる人は)随分と若い時分から社会の重要な役割を担っていたんだなぁと。そう言えば「プロジェクトＸ」でも、30代のリーダーが歴史に残るような一大プロジェクトの纏めをやっていたりしたっけ。

　本人達の人生がどうだったと言うより、日本の教育とか社会構造とか、そんなことが余韻となって残った。でも「葬式無用、戒名不用」って遺言は良いなぁ。「プリンシプル」(本人の口癖)ねぇ。。。

　2009年1月20日　横浜そごう美術館にて観覧