日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2017年1月13日~15日 【旅行】厳寒の韓国鉄道のりつぶし?(2)

2017-01-20 20:55:46 | 旅行・ハイク&ウォーク
 1月15日、朝イチのフライトで戻るのはせわしないので少しのんびり~正直に言うと朝イチ便だと未搭乗機に当たる可能性がほぼゼロなので2便目にしたんですけどね~しようと思っていたが、出発直前に興味深いニュースを読んだので今日も乗りテツ活動。

 昨日通ったルートの途中に議政府という町がある。軍隊が多く、軍放出品のソーセージを使った「ブテチゲ(部隊鍋)」と言う料理発祥の地でもある。ここにLRTが走っており、それが利用者の伸び悩みで経営破綻し更生法の適用を受けることになったと。昨日の帰りに途中下車して乗っても良かったのだが、暗くなり車窓が見えなそうだったので今朝乗りに行くことにした。

 6時半にチェックアウト、荷物(ショルダーバッグ)を持って地下鉄1号線で小1時間揺られ回龍(Hoeryong)駅へ、1km弱を歩いてLRT始発駅である鉢谷(Balgok)駅へ。LRTはゴムタイヤ方式の2両編成、車体は小さい(写真)。だが数分でやって来、走り出してみると70kmくらいは出ているであろう高速で走る。議政府市の中心部をぐるりと回り、約11.1kmと割と長い。沿線には高層アパートが林立し、この立地に運転間隔、高速運転なのに客がいないのは利用者の動線に合致したルートじゃないってことなんだろうなぁ。勿体無い。終点の塔石(Tapseok)駅から引き返し、(議政府)中央駅で下車。降りてすぐ「部隊チゲ通り」があり朝からやってる店もある。事前に調べた店で無事にありついた。外は寒いのでピリ辛スープが旨かった。

 この町から空港ゆきバスもある(金浦行き7300系統、仁川行き7200系統)がバス停の電光案内に表示されずやきもき。結局やって来て空港まで1時間40分、乗れば速い。JL92便(JA829J:787-8)ではビジネスクラスにアップグレードされて帰国。羽田で豪華リムジンの出迎えを受け、サイドビジネス(?)と新年会になだれ込んだ。

 ソウル近郊の行き止まりローカル線には今回乗った京元線のほか、同じく38度線方面に伸びる京義線と、「冬のソナタ」の舞台で有名な春川まで行く京春線があり何れも日帰りできる。京義線はかつてムン(さんずい+文)山までの時代に乗ったが、今回乗った「DMZ-train(平和列車)」のみがその先の都羅山まで運行するようになったので乗り直す必要がある。「冬ソナ」には興味ないが、春川は町として観るところもありそう。日韓情勢は微妙だが、それでも行く機会はあるだろうから今後の課題としておく。(おわり)
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【映画】疾風ロンド

2017-01-20 07:00:04 | 本・映画・展覧会
 最近よく映画に出ているねアベちゃん。自分は「テルマエ・ロマエ」くらいしか見てないのだけどJAL(それもエコノミークラス)のCMに出ているので何だか親近感がある。カッコ良い二枚目じゃなくちょっとコミカルな役が多いですね。この次の天海祐希との夫婦物もそんな感じだし。

 いまや社畜と化した中年研究員、彼の研究所で若手研究員が生物兵器(炭阻菌)を開発しちゃった!それをスキー場に隠して帰る途中に事故死しちゃった!気温が上がると蓋から漏れて菌が流出、そうなれば一般市民の大量死は免れない。広大なスキー場に隠された小瓶を探せとの密命を受けた中年男(アベちゃん)さあどうする?男手ひとつで育ててきた思春期の息子やオリンピック候補と騒がれながらモチベーション低下に悩むボーダー(大島優子)などが絡んでくる「秘密の一大事」の結果は?

 スリリングなストーリーながらコミカルな展開。簡単に物語を終わらせない転換また転換。一筋縄ではゆかず、観ていてなかなか疲れる。が、ワクワクしてもイライラしない。たぶんの結果は判っているんだけど、それでも見入ってしまう。柄本明が超無責任男(研究所長)を演じているが、実に小物感が漂っていた。そう言えば少し前に大島優子が小田急ロマンスカーのアテンダント役をやった映画があったんだけど見逃したんだよな…AKB48でのアクトを知らないので変わったとか言えないんだけど、良い意味で普通、「絶対的センター」の華やかさが見えないのが良い。まぁAKBメンバーって皆、一人一人を見ると大して華やかではないのかもしれない。と言う事で重いテーマを軽い風味で仕上げた作品を楽しんだのであった。

 東京~ソウル便の機内で映画を観るのは、無事に観終わるか賭けである。観たい中でも上映時間が短めの作品を選ぶのがコツだ。今回、観終わってエンドロールが流れているところで脚が下がった。我ながらお見事。

 2017年1月13日 JL95便(羽田→金浦)機内にて
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