日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2016年12月27日 【食べ物】新橋・味の時計台

2017-01-26 20:45:00 | 食べ物・飲み物
 銀座ニコンサロンから新橋駅に出て電車に乗るのがいつもの通り道なのだが、その途中に老舗チェーン店がある。昔ならいざ知らず、ラーメン戦国時代となった昨今わざわざ入るのもと思っていたが、考えてみればもう20年くらいはチェーンのどの店にも入ってないかもしれない。たぶん今年最後のラーメンがチェーン店ってどうよと思いながらも、逆に面白い締めくくりになるかと考え直して寄ることにした。吉野家だとそんなこと思わないのに、やはり競合者数の差だろうか。

 頼んだ味噌ラーメン、実にオーソドックスと言うのか自分の中の「あるべき姿」に近く、確かに業務用スープっぽい味ではあるのだけど全体のバランスが良く下手にオリジナリティを追究した店よりよっぽど安心して食べられる味なのだった。意外にもと言っては失礼、チェーンが長続きしている理由が理解できたような気がした納得の一杯でした。
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【写真展】山田新治郎展 「ある建築家のかたち」

2017-01-26 06:42:49 | 本・映画・展覧会
 (ちょっと遡った日付で)今日は今年最後のライブ。それまでの時間に、今年最後の写真展へ寄ることにした。

 山田守と言う建築家がいて一世を風靡した。有名な作品には日本武道館や京都タワーがある。東海大学の校舎群も、OBなら解るだろう。その孫がカメラマンとなり、祖父の作品を追ったシリーズが本展である。

 観る人間にとっては、孫が撮ろうが誰が撮ろうが関係ない。いちカメラマンがどれだけ対象の建築物に思いを込めて撮影したかを観るだけだ。余計な感傷を排除したとしても、本展は楽しい。もともと建築物観察は好きなので(建物めぐりをするほどではないが)、見慣れた気のする建物であってもレンズで切り取ってパネルにされてみると初めて気付く造り、改めて感じる印象などがある。自分も、例えば地元に残された古い建物(民家よりビルが好きだ)など撮って歩き回りたいとすら考えたりする。

 建築家って一体どれくらいの数をこなしたらやっていけるのだろうかと常々思っていたが、会場にあった本によると山田守の作品はめちゃくちゃ多いと思う。年に軽くふたケタ、全てを一人でこなしたわけではないだろうが、それにしても。

 2016年12月27日 銀座ニコンサロンにて
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