日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】大谷映芳著 「森とほほ笑みの国ブータン」(集英社文庫) 

2018-03-02 20:56:40 | 本・映画・展覧会
 アジアで行っていない国の一つにブータンがある。乗り換え1回で行けるのだけど現地ガイドを付けなければならず、結局はツアーの方が安上がり。いま一つその気になれず今日に至る。が、本書を読んでやはり行ってみたいと思った。

 元々は登山家だった著者が足繁く通うことになった国は、鎖国が解けた今も外国人の受け入れには実質的な制限を設け、伝統文化の維持に力を入れている国。GNPならぬGNH(Gross National Happiness)を指標として掲げる国。ヒマラヤの山々を間近に控え、いまだに(あまり近代化されていない)農業が中心の国。チベット仏教が栄え、国民の多くが敬虔な信者である国。

 多数の写真と共に、著者の滞在中に見聞きしたことがまとめられている。著者自身あとがきで書いているが、褒めすぎ、持ち上げすぎの感すらある。意地悪い読者なら「そうは言っても犯罪の一つくらいはあるでしょう?」と突っ込みたくなる。

 だが、そう揶揄されるくらい魅入ることのできるってすごい。これまで訪れた国々のなかで、自分が手放しで褒めちぎることにできる国があるだろうか。読み終わって考えてしまった。

 2018年2月20日 通勤電車にて読了
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2018年2月20日 【仕事】スローステップ

2018-03-02 06:29:51 | 仕事
 会社が変わり、当然ながら降りる駅も変わった。通勤路を歩く人の顔ぶれもそうだ。

 ふと気付くと、朝は特に、歩いていてバンバン抜かれる。会社がイヤでペースダウンしてるつもりもないのだがどうしたことだろう。元来、歩く早さは割と速いはずだったのに。

 歩く速度を決めるのは歩幅とピッチ。もともと短足かつ股関節の稼動範囲が少なめなため、歩幅は大きな方ではない。速度はピッチで稼いできたのだ。そのピッチが衰えてダウンしてしまったのだろうか。それとも歩幅が更に狭まってしまったのだろうか。

 今度、靴に水を付けて歩幅を測ってみようと思う。


追伸
 タイトルはあだち充の作品からです。懐かしいね!
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