不慣れな方、運転に自信のない方にはとかく評判の悪い首都高速、通称首都高。少し前に読んだ「高速道路の謎」に続き、清水氏の著作を読んでみた。
何しろ対象が身近で、知悉とは言わないまでも相応に走行経験のある道路である。読んでいて実感があり、その分ほほぅと唸るところあり、面白い。トリビア的なネタもあるが、そういう話よりも渋滞解消の具体的な対策、車線の引き方とか中央環状線山手トンネル開通に伴うクルマの流れの変化、それによって変わる渋滞ポイントとか、理詰めの展開が良かった。
本書には、どの区間はどちら側の車線の方が流れが良い的な記述は殆どない。なので首都高をよりスムースに抜けるためのノウハウ本にはなりえない。だが本書の内容が頭に残っていれば、首都高を走るふとした瞬間に思い出して気分転換したりできるかもしれない。久々に、夜の空いてる首都高を流してみたくなった。深夜でなくても平日の20時過ぎってけっこう空いてるんだよ、首都高って。
2018年4月27日 JL12便(成田→ダラス)機中にて読了
何しろ対象が身近で、知悉とは言わないまでも相応に走行経験のある道路である。読んでいて実感があり、その分ほほぅと唸るところあり、面白い。トリビア的なネタもあるが、そういう話よりも渋滞解消の具体的な対策、車線の引き方とか中央環状線山手トンネル開通に伴うクルマの流れの変化、それによって変わる渋滞ポイントとか、理詰めの展開が良かった。
本書には、どの区間はどちら側の車線の方が流れが良い的な記述は殆どない。なので首都高をよりスムースに抜けるためのノウハウ本にはなりえない。だが本書の内容が頭に残っていれば、首都高を走るふとした瞬間に思い出して気分転換したりできるかもしれない。久々に、夜の空いてる首都高を流してみたくなった。深夜でなくても平日の20時過ぎってけっこう空いてるんだよ、首都高って。
2018年4月27日 JL12便(成田→ダラス)機中にて読了