アニメ「響け!ユーフォニアム」シリーズのスピンオフ作品と言ったら良いのだろうか?数多くの登場人物の中から2人を抜き出し、その繋がりを描いた作品。いわゆる「本編」の主人公でなく、それを取り巻く面々からの「抜擢」。絵柄が「本編」とは全く異なるため、観て大丈夫かと不安を抱えながら映画館へ。
快活で誰とでも仲良くなる子と、実力はあるのに他には関心を示さずひたすらその子だけを見つめついてゆこうとする子。絶対にヤバい依存症だろコイツって子。高校三年生になり進路も考えなければならない頃、2人の関係がぎくしゃくし始める…最初と最後以外、話はずっと学校の中と言う極めて狭い範囲で展開する。
ストーリーは、予告編から多くの人が想像した姿を良い意味で裏切っているのではないかな。そういう関係性の物語なので、音響はさほど重要でないかと言えばそんなことはなく、囁くような効果音、僅かな動きの音、そして圧巻のソロ演奏など、やはり重要で「LIVEZOUND上映」回に観て良かったと思えるもの。
ずっと息を凝らして2人を見守っていて、終わったらフーっと肩で息するような、張り詰めた気持ちが緩まない感じ。痛々しく見えるし、そういう問題が起こる人間関係があることを羨ましく思えたりもする。「物語は、ハッピーエンドがいいよ」(ヒロインの一方、希美のセリフ)
公式サイト:http://liz-bluebird.com/
2018年4月23日 川崎・チネチッタにて
快活で誰とでも仲良くなる子と、実力はあるのに他には関心を示さずひたすらその子だけを見つめついてゆこうとする子。絶対にヤバい依存症だろコイツって子。高校三年生になり進路も考えなければならない頃、2人の関係がぎくしゃくし始める…最初と最後以外、話はずっと学校の中と言う極めて狭い範囲で展開する。
ストーリーは、予告編から多くの人が想像した姿を良い意味で裏切っているのではないかな。そういう関係性の物語なので、音響はさほど重要でないかと言えばそんなことはなく、囁くような効果音、僅かな動きの音、そして圧巻のソロ演奏など、やはり重要で「LIVEZOUND上映」回に観て良かったと思えるもの。
ずっと息を凝らして2人を見守っていて、終わったらフーっと肩で息するような、張り詰めた気持ちが緩まない感じ。痛々しく見えるし、そういう問題が起こる人間関係があることを羨ましく思えたりもする。「物語は、ハッピーエンドがいいよ」(ヒロインの一方、希美のセリフ)
公式サイト:http://liz-bluebird.com/
2018年4月23日 川崎・チネチッタにて