日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

(映画) ITバブルと寝た女たち

2007-06-22 22:17:07 | 本・映画・展覧会
 原作:家田荘子と聞くだけで何となくヤバげな作品なのではないかと先入観を持ってしまう。実際には読んだことないんだけど、たまに見るインタビュー記事とか読むと何か好感が持てないんだよなぁ。でもそれはたぶん、彼女が悪いのではなく世の中の暗部、恥部的なモノゴトから目を背けたい自分のせいだと常々思っているのだ。彼女はそういったことに真正面からぶつかり、レポートを書いているから。

 原題に「IT」と追加されているところが、映画化にあたって時代背景を考慮した(ホリエモンも捕まったしねぇ)んだろうと思うが、調べてみたらこの原作が映画化されるのは実に3度目なんですと!それだけ撮り易い脚本が書けるネタなのかねぇ。

 三津谷葉子ってグラビアアイドルじゃなかったっけ?と思った通り、内容は他愛なくキャストの演技どうこうってアツく論じる映画でもないと思う。でもまぁ、見ていて考えさせられることはあったな。

・一時的でも勝ちは勝ち、一瞬でもゴーカな暮らしが出来て羨ましい
・人生の充実度・満足度と金銭はリンクしないが、全く無縁と言うわけにも行くまい
・地道にやってる人間が結局はシアワセだと言う考えは好きじゃない
・ところで私は、ヒルズとかミッドタウンとか、人の集まる華やかな場所はキライだ

 救われない暗い終わり方ではなかったのが、まぁ良かったんじゃないかな。甘いかね。

 2007年6月20日 キネカ大森にて
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2007年6月20日 大森「一本槍」

2007-06-22 07:46:22 | 食べ物・飲み物
 久々に、大森へ映画を観に行った。例によって「水曜日1000円デー」ね。。。で、その行き道、久々に(本当?)ラーメンを食べた。初めての店ではないんだけど、寄ったのは3,4年ぶりかな…Blogには書いたことなかったので改めて訪問ってワケ。

 メニューは「らーめん」 が基本でトッピングの種類によって幾つかあるんだけど、「一本槍らーめん」「乙女らーめん」がそれぞれどういうモノなのか、どこにも説明がないのは不親切。「一本槍」が全部入り、「乙女」が女性向けに少し量を減らしてあるんだったっけなぁ…数年前に聞いたんだけど、さすがに覚えていない。逆に言えば数年間、メニューに変わりがないのか。良いことなのか悪いことなのか。そして各々スープは「醤油」「しお」「みそ」「白醤油」を選べる。過去数回の経験では一番好印象だった「らーめん・白醤油」を頼む。

 少し背脂が浮いてはいるが、基本的にさっぱり系の味である。妙なクセや臭みもなく、後半に舌につくような嫌らしさもない。軽めのようで居てしっかり、しかしシツコクないスープは今回も健在だった。惜しむらくは仕上げに振りかけられた黒胡椒。ちょっと強すぎる。振るなら白のパウダー、それすら無くても十分な気がするのだけど。

 麺はやや平べったく細い。茹で加減は少しかためでも良いかもしれない。チャーシューは柔らかくトロトロ、これを盛り付けたご飯もあり食が進むだろう。パリッとした海苔は大森らしくて良いな。ネギはもう少し香りが欲しかった。

 品良くすっきりしたラーメンを食べたいのなら是非ともお勧めしたい店。少し前に同じ大森に2号店も出来たようなので、食べ比べしてみようかな。




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2007年6月19日 修行僧

2007-06-21 23:07:26 | ノンジャンル
 最近、歩いている限りは「迷ったら止まる(譲る)」が実践できるようになってきた。階段の上り下り、電車の降り乗り、等々。他の人とカチ遭う場面、基本的にイケイケゴーゴー湖池屋な性格なので(笑)「迷ったら突っ込む、先んずれば人を制す」というモットーでやってきたのだが。

 性格的に丸くなった、落ち着いたと考えれば「うん少しはオトナになったね」と褒めて貰えそうだが、「単純にトシとってピピッと動けなくなっただけじゃないのぉ?」と醒めた一言でバッサリ切られそうな気がしないでもない…でもクルマの運転ではまだまだ修行不足かな?蒼いのぉ。

 そしてもう一つ、「迷ったら深呼吸」これも最近つとめて実践している事。某キャプテンから教わったんだけどね。パニクったら負け。ついでに「イラっと来たら深呼吸」「ムカッとしたら深呼吸」なんてのもやってる(笑)。

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(Live) 田畑貞一とポイントアフター

2007-06-20 21:26:59 | 音楽、ギター、カラオケ
 一ヶ月が早い。ライブ聴いたのはつい先日だと思ったのに、もう3回シリーズの2回目になってしまった。今回も仕事にケリをつけ(蹴飛ばし?)、友人(マイミクさん)と2人で。

 今回のテーマは映画音楽。メロディがアタマに入っちゃってるから、ジャズなアレンジされたのを聴いてカラダが拒否反応を示さないか心配だったのだけれど、全く問題ありませんでした。いや前回よりノリが良かったし。

 前回は8割くらいの入りだったけど今回は9割以上埋まってたかな。良い事です。聴衆も、「お義理組」が目立った全快と比べより普通の人が多く、結構なお年のオバサマなどもいらっしゃって。

 しかし、メロディ聴いても曲目さらには映画のタイトルが中々結びつかないものですね。ちゃんと映画を観ていればそんなコトもないんでしょうけど、所詮は親が買った「映画音楽大全集」なんてレコードを聴いたクチですから…もう少し爺な方々、婆な方々ならリアルタイムで聴いたんじゃないか、そんな年代の曲が殆どでした。ボーカルもあったヨ。演奏しているのを見ると落ち着きなく手が動いちゃったり(笑)、じっと聞き入ってる友人と好対照でした(^^; うーん、やっぱりサイレントドラム買っちゃおうかなぁ、、、

 さて来月がシリーズ最終回、2度行く人は3度行く、1人のお客が2人のお客、次回はもう1人誘いますか(^o^) 終わったらベルギービール飲もうじぇ!

 2007年6月18日 LAZONA川崎にて
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長尾三郎 「氷海からの生還」(講談社文庫)

2007-06-19 22:09:20 | 本・映画・展覧会
 少し前にまとめて買った「遭難もの」いや「生還もの」と言った方が聞こえが良いだろうか…その中の一冊にようやく手を付けた。手がつけば早い(手は早くないので念のため)。

 が、しかしこれは単なる漁船の遭難&生還物ではなかった。救難信号を出す間も無くあまりにあっさり船が沈没したこと、遭難後、生還まであまりに長い期間(春先の北の海を16日間)を漂流したことに対する疑問、そうした所から一つの疑惑…「赤い国が関与しているのでは」と言う…が生じる。まさに「赤い疑惑」(笑)

 文中にソ連(当時)・アメリカの潜水艦がウヨウヨしているオホーツク海の様子が書かれ、その中に「沈黙の戦い」と言う表現が出てきた。思わずマンガ「沈黙の艦隊」を連想するのは私だけではあるまい?本書発行は1987年、「沈黙の艦隊」連載開始は1988年だそうだから時期的には一致しない。が、やはり海中深く潜り隠密裏に行動する潜水艦群には沈黙と言う言葉が相応しいのだろう。

 海洋サスペンスと言っても良いような一冊だが、巻末の「生還した乗組員たちのその後」を読むとやはり、サスペンスではなくドキュメントなのだと思いを新たにする。

  2007年6月15日 自宅にて読了
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2007年6月17日 丘を越えて

2007-06-19 06:15:55 | 旅行・ハイク&ウォーク
 4時過ぎに外が明るくなり目が覚めるが、我慢ガマンと2度寝、3度寝…8時に出発。途中、某チェーン店の開店を待ってオイル交換。交換時期、あまり神経質にならなくても良いのだけど、実はディーゼルオイルはこの辺の方が品揃えが豊富なので。

 ちょっと交渉して値引いて貰い(笑・実はオイル関連は値切れる場合がある)、人の良さそうな訛った兄ちゃんに作業して貰う。ウチの近所なんていつも30分~1時間待ちで店員は愛想ないもんな。これからは旅先で交換することにしようかしら。某チェーン店全国制覇!とか。イカンイカン(爆)

 とっとと高速で帰ろうと思っていたが方針変更、帰りも茨城まで延々と下道を走ってみることに。今度はR118だ。番号が小さい分、昨日より全般的に道が整備され、かつ交通量も(やや)多い。それでもほとんど制限+10程度で流すことが出来、快晴のもと人にもクルマにもストレスのかからない移動が出来た。

 しかしなー、昨日も今日も、地図を見ればルート近くに鍾乳洞や吊り橋や高原牧場など、見所はいーっぱいあるのに…全部素通り。国道つぶししてるんじゃないんだから、そんなに一生懸命走らなくたって良いのにね。視野が狭いなぁと反省。

 一般道での定速走行のおかげで、満タンで出発から帰宅まで699km、無給油で走破!高速での長距離ドライブで最高11km程度出したことあったけど、今回は13km近く行きました。多少は環境にも優しかったかな?一人乗りで走り回って何を言うかってツッコミはご勘弁を…

 そうそう、ラジオ聴いてたら今日は父の日だって!私は同年齢の多くの人と違って「パパいつもありがとう!」と言われる事はない。道の駅から実家に電話だけ入れました。とりあえず体裁は保ったかな(笑)。









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2007年6月16日 緑の地平線

2007-06-18 07:22:47 | 旅行・ハイク&ウォーク
 個人的には3連休、世間的には土日。で、昨日のうちにドナドナされた愛車を引き取ってきたので(予想通り燃料フィルタ交換)今日は久々に目覚ましをかけて起床!えー最近、会社行く日は目覚ましかけてません。起きられなかった時は体調悪い時なので、そのまま遅刻するか休みます。もちろんお客様と朝イチで打合せのある時は別です。

 6時に出発、ETC割引で常磐道を那珂ICまで、そして遠路?福島を目指す。ここはR349、茨城から山の中をうねうねと福島県まで続く長い国道…昔から走ってみたかったんだよねぇ。あ、でも、まだ「国道走りつぶし」には挑戦しませんので!(まだ…?)なのでIC最寄りの交差点から入り、途中ミスコースしても戻ったりしない。もちろん終点まで行ったりしない(笑)。途中からは独走状態、マイペースでのんびり走れて気分いーい!こういう道ばかりなら下道でも全然OKなんだけど。

 ロクに調べもせず走り、とてつもなく時間がかかる気がしていたのだけど、この国道に近い目的地(=今夜のお宿)には3時間ちょっと、昼過ぎに着いてしまった。a
ぁ、どうしよ。とりあえずお昼を食べて、天気が良いからコンビニでビール買って宿に着いて飲み、そのまま車内でゴロン…気付いたら17時過ぎでした(T_T) 早起きのせいか、昨日動き回った疲れか。

 ボロっちぃ宿の埃くさい図書室で、30年近く前の漫画とか読む。タイムスリップ。そろそろ寝ようかとちょっと外に出てみればウワァ!満点の星。久々に見るなぁ。北斗七星、カシオペア、えっとそれに…その中を動いてゆくストロボライトの点滅。千歳行きの最終便だろうか。遠ざかるにつれ、本当に星の瞬きと同じようになって消えてしまった…あぁジェットストリーム。

 リラックスしまくりの1日でした。

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2007年6月15日 追い討ち

2007-06-17 16:59:41 | 鉄道・飛行機・船舶
 クルマの修理引取りが夕方になりそうなので泊まりでは出かけず、かと言って雨もあがり家に居るのも勿体無いので、近場の乗りつぶしへ。

 閑散としている東京競馬場から京王線の支線に乗り、丹念に支線をつぶしながら高尾山口へ。ふぅ~1社制覇。あとはケーブルカーに乗って、せっかくなので山上から軽くハイキングを…高尾山って意外と在京外国人の間でアクセス良く緑濃い山ってことで人気らしいんだ。そしたら…


 ケーブルカー、月末まで工事のため運休(爆)


 前にも広島でこんなコトあったよね(;_;)
 寺に行くと足場組まれて山門や本堂が見られなかったり(;_;)

 高尾山そのものは、ケーブルカーと並行してリフトが架かっているのでそちらを使えば登れる。が、目的は高尾山ケーブルなのであって高尾山ではない(断定言い切り)なワケですから、それじゃダメだわな。

 …帰宅しました。夏を思わせる陽射しと気温でやけビール飲みたかったんだけど、運転するかもしれないから我慢して。2日続けての不幸でした。。。
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2007年6月14日 梅雨入り

2007-06-16 05:10:52 | クルマ
 午後から雨になり、どうやら梅雨入りした模様。鬱陶しいけどコメや水源のこ
とを考えると有難いと思わなければ。

 夕方の打合せから直帰。額は少ないけどかなり割の良い仕事が大きく前進、今後の取引の糸口とするためにもシッカリやらなきゃな。ってオレは営業か…

 明日から3連休として、今晩からお出かけ、長距離ドライブ。先週は愛知へ行ったんで今週は逆方面、東北へ。都内でバイオディーゼル燃料を補給してそのまま東北道を北上、今晩はどこかのサービスエリアで仮眠の予定。

 …と思ったら、羽田ランプから首都高に乗った途端、エンジン不調に(>_<)路上停止して追突されるのだけは避けたい。だましだまし動かして離脱、JAFに迎えに来て貰ってディーラーまで運んで貰いました。幸い空いてて渋滞や事故にはならず。原因は想像つくので明日以降の連絡待ち。雨の中、しょんぼり電車で帰宅。雨を冷たく感じたな…

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長嶺 超輝 「裁判官の爆笑お言葉集」(幻冬舎新書)

2007-06-15 14:09:25 | 本・映画・展覧会
 先日お宅にお邪魔した某氏の本棚にあったのを借りて(頂いて?)来ました。何だか、最近読んでる本は人様から頂いたモノや格安で買ったモノが多いなぁ。

 「お前は理屈っぽいから裁判官にでもなったらどうだ」と親に言われたのが小学生の時。何となくそのままそう思い込んでいたのだが、成績が悪くて法学部へは行けそうにないと悟ったのが高校~三年生~♪別に憧れも強い意思もなかったのでそれきり。しかし我が子に「理屈っぽい」って言う親ってどうよ(--;)

 でも「裁判官は理屈っぽい」と言うのは、一般的な概念としては正しいのではあるまいか。そういう概念(共通認識)があるからこそ、「爆笑お言葉集」なんてタイトルも生まれるんだろう。この本、挙げられた裁判官の言葉全て爆笑なのではないが、いちいち「ほほぅ」「うわっ」「へーぇ」と反応したくなる「お言葉」が、とても分かりやすい体裁で並んでいる。気軽に読める所が良い。出張の往復で一気に読んでしまった。

 読み終えて「裁判官も人の子よのぉ」と唸ることは請け合い、更には裁判官の存在意義とは、法解釈の精神とは等、これ一冊で十分飲み会の肴になりそうな本でありマス。ってコトで次回飲み会セッティング希望(笑)

  2007年6月13日 出張帰りのりんかい線車中にて読了
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