日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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長尾三郎 「氷海からの生還」(講談社文庫)

2007-06-19 22:09:20 | 本・映画・展覧会
 少し前にまとめて買った「遭難もの」いや「生還もの」と言った方が聞こえが良いだろうか…その中の一冊にようやく手を付けた。手がつけば早い(手は早くないので念のため)。

 が、しかしこれは単なる漁船の遭難&生還物ではなかった。救難信号を出す間も無くあまりにあっさり船が沈没したこと、遭難後、生還まであまりに長い期間(春先の北の海を16日間)を漂流したことに対する疑問、そうした所から一つの疑惑…「赤い国が関与しているのでは」と言う…が生じる。まさに「赤い疑惑」(笑)

 文中にソ連(当時)・アメリカの潜水艦がウヨウヨしているオホーツク海の様子が書かれ、その中に「沈黙の戦い」と言う表現が出てきた。思わずマンガ「沈黙の艦隊」を連想するのは私だけではあるまい?本書発行は1987年、「沈黙の艦隊」連載開始は1988年だそうだから時期的には一致しない。が、やはり海中深く潜り隠密裏に行動する潜水艦群には沈黙と言う言葉が相応しいのだろう。

 海洋サスペンスと言っても良いような一冊だが、巻末の「生還した乗組員たちのその後」を読むとやはり、サスペンスではなくドキュメントなのだと思いを新たにする。

  2007年6月15日 自宅にて読了
コメント (2)
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2007年6月17日 丘を越えて

2007-06-19 06:15:55 | 旅行・ハイク&ウォーク
 4時過ぎに外が明るくなり目が覚めるが、我慢ガマンと2度寝、3度寝…8時に出発。途中、某チェーン店の開店を待ってオイル交換。交換時期、あまり神経質にならなくても良いのだけど、実はディーゼルオイルはこの辺の方が品揃えが豊富なので。

 ちょっと交渉して値引いて貰い(笑・実はオイル関連は値切れる場合がある)、人の良さそうな訛った兄ちゃんに作業して貰う。ウチの近所なんていつも30分~1時間待ちで店員は愛想ないもんな。これからは旅先で交換することにしようかしら。某チェーン店全国制覇!とか。イカンイカン(爆)

 とっとと高速で帰ろうと思っていたが方針変更、帰りも茨城まで延々と下道を走ってみることに。今度はR118だ。番号が小さい分、昨日より全般的に道が整備され、かつ交通量も(やや)多い。それでもほとんど制限+10程度で流すことが出来、快晴のもと人にもクルマにもストレスのかからない移動が出来た。

 しかしなー、昨日も今日も、地図を見ればルート近くに鍾乳洞や吊り橋や高原牧場など、見所はいーっぱいあるのに…全部素通り。国道つぶししてるんじゃないんだから、そんなに一生懸命走らなくたって良いのにね。視野が狭いなぁと反省。

 一般道での定速走行のおかげで、満タンで出発から帰宅まで699km、無給油で走破!高速での長距離ドライブで最高11km程度出したことあったけど、今回は13km近く行きました。多少は環境にも優しかったかな?一人乗りで走り回って何を言うかってツッコミはご勘弁を…

 そうそう、ラジオ聴いてたら今日は父の日だって!私は同年齢の多くの人と違って「パパいつもありがとう!」と言われる事はない。道の駅から実家に電話だけ入れました。とりあえず体裁は保ったかな(笑)。









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