日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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(Live)村上"ポンタ"秀一 45周年スペシャルライブ「音楽境地」

2018-04-13 06:12:31 | 音楽、ギター、カラオケ
 自身のバンドを始め、いろいろなミュージシャンと共演したりサポートしたり、レコーディングした曲数は1000曲以上!日本を代表するスーパードラマー・ポンタさんの45周年スペシャルライブの告知を見て、おやじバンドで現役ベーシストでもある友人を誘って行った。今日は超豪華メンバー。どんな面々か、公式サイトをご覧ください。開演ギリギリの到着、トイレを済ませでホールに入ったら真っ暗になり席を探すのに苦労した。以下メンバーリスト。

(1st stage)
・渡辺香津美(g)、グレッグ・リー(b)、村上"ポンタ"秀一(dr)
 MOBO IIIなんて名前、忘れていたよ。でも確かに聞き覚えがある。あ、UNICORNか!たぶんその頃より今の方が、この手の曲は好きじゃないかな。ギターは激しいフレーズでもトーンに尖ったところがない。

・高中正義(g)、斉藤ノヴ(Per)、岡沢章(B)、本間将人(Sax/Kb)、小島良喜(Kb)、村上"ポンタ"秀一(dr)
 やっぱりね、タカナカは盛り上がるのよ、ウン。立ち上がってタオル振り回す客も出るほど。相変わらずのクリーントーン。あまり音響良い施設とは思えないけど、実に各パートが綺麗に聞こえる。でもちょっとエフェクタか何かの配線でトラブってた?それは腕でカバー。やはりBlue RagoonとかReady ti Flyとか、聞くとハッピーなんですよ。

・角松敏生(g,vo)、国府弘子(P)、岡沢章(B)、大坪稔明(Kb)、斉藤ノヴ(Perc)、 三沢またろう(Perc)、FIRE HORNS <Atsuki(Tp)、Juny-a(Sax)、Tocchi(Tb)>+吉澤達彦(Tp)、橋本和也(Sax)、村上"ポンタ"秀一(dr)
 シークレットゲストってわけでもないのにキャーと言う歓声で迎えられた角松さん、人気は健在か。ヴォーカリストの印象が強いのだけどインストでギタープレイもこなし、彼の原点を見た気がした。


(2nd stage)
・松岡直也トリビュート
 ピアノは森村献、弾くほどに松岡さんの音色に近くなって聞こえてきた。ギターには当然、和田アキラ!ポンタさんは一時期PRISMでも叩いていたので交流があるのは当然なのだが、何となくイメージが合わないんだよね…それ言っちゃうと最初は「赤い鳥」ですからね。それ言ったら故大村憲司もそうだったなんて!で、自分は松岡直也も少しは聴いていて、たまたま知ってる曲が演奏されたんで高校時代を思い出した。松岡直也を教えてくれたヤツは仕事帰りに交通事故で死んじゃった。まだ20代だったかな。今なら過労死認定なんだろうな。

・Char(g,vo)
 昨年末にアコースティックライブを聴いたばかりで、今日はエレキなので音の違いを認識。そしてステージ運びの巧さと貫禄、歓声は今日一番だったかも?コール&レスポンスもやったり、とにかく盛り上がった。ポンタさん叩く"Smoky"での掛け合いはさすが。

・大村憲司トリビュート
 Charが弾く。全然古臭く聞こえない。

・深町純トリビュート
 ギターは当然、デュオもやってた和田アキラ。ホーンセクションも入った"On the Move"は華やかで、そしてライブ最後のナンバーは"Departure in the Dark"。これ聴いてヒロイックに落ち込んでた自分が恥ずかしい。

(Encore)
・国府弘子(P)、岡沢章(B)、村上"ポンタ"秀一(dr)
 本来は佐山雅弘(p)、水野正敏(b)とのトリオなのだけど本日は臨時編成にて。

 今日は殆どがインスト曲だったこともあり、バンドメンバーの色々な音が聴けて楽しかった。肝心のポンタさんのドラムは太鼓は良く聞こえていたのだけどハイハットがあまり聞こえず…タムの使い回しが印象的で巧いんだな。もっとパワーのあるドラマー、もっとスピードのあるドラマーは居るだろうけど、やはり安定したバランス感が素晴らしい人なのではないでしょうか。

 今日のメンバーは皆フュージョンがまだクロスオーバーと言われていた時代から活躍されている大御所なわけで歴史の証人であるのだけれど、過去の演奏をコピーするのでなく今のプレイをする前向きな人ばかり。単なる懐メロ同窓会でない、素晴らしいステージでした。写真は会場に展示されていたポンタさんのドラムセット。派手ですねぇ。

 2018年4月6日 中野サンプラザにて
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【本】青山和夫著 「マヤ文明-密林に栄えた石器文化」(岩波新書)

2018-04-12 20:46:29 | 本・映画・展覧会
 世界各国訪問、アジア・ヨーロッパはかなり行き、アフリカは親の言いつけを守り行かないことにする…そうすると残りは中南米、カリブ、太平洋諸国となる。このレベルになるとどこも直行便などなく乗り換え1回で行ければマシな方、フライトも毎日運航とは限らなくなってきて、行きたい度はこっちの方が上なんだけど休暇日程で行けるのはあっちとかなってくる。

 そんな中米の訪問計画を立てていたら、マヤ文明について何も知らないことに気付いた。本書にあるように「アステカ・マヤ・インカを混同」は無いにしても…いや、生半可でも知識があるから混同するのか?今の自分はそれ以下の知識レベルなのだった。

 そういうわけで読んだこの本、なかなかイイ感じに纏まっている。中米の遺跡分布図があるのは有難い。多くは無いが遺跡の写真、数多くの絵が関心をそそる。何も知らないので書かれている歴史や地名人名についてゆくのは骨が折れるが、仔細に覚えようと思わなければ苦にはならない。

 これ1冊で解った気になっては行けないが、とりあえず入口には辿りつけた気がする。

 2018年4月4日 通勤電車にて読了
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2018年4月5日 【本】デジタル版「積ん読(つんどく)」リスト

2018-04-12 06:40:51 | 本・映画・展覧会
 たまにブログを読んでくれてる人から「色々と読んでますね」と言われることがあり、褒めて頂いてると思っていたけど実は支離滅裂な乱読ひどくね?とチクリされてたのかも…。

 乱読と言ってもジャンルは多くない。「旅の下調べ系」「交通系」「環境系」「社会問題系」あたりに集約できると思う。旅先があちこちなので本のタイトルもまちまちになるが、要は旅行に際し予備知識を仕入れるという動機は一緒なのだ。

 これらの本、旅先関連であれば地名をキーワードに検索すればある程度は見つけられるが、それ以外はどうやって調べ、覚えておくか。自分の場合「芋づる式」と「アマゾンのウィッシュリスト」です。

 芋づる式には2通りがあって、1つはネットサーフィン宜しく当該図書に記された参考文献や関連図書などをチェックすること。もう1つは芋づると言って良いのか迷うが、当該図書の奥付にある出版目録から興味ある図書をチェックすること。こちらは当該図書と何の関係もない分野になることも少なくない。

 こうした書籍を忘れずに控えておくことが、以前はできなかった。その後、著者とタイトルだけをメールの下書きとしてメンテしつつ保存していたが、最近はアマゾンのウィッシュリストに変えた。興味ある本を見つけたらアマゾンで検索しウィッシュリストに登録する。基本的に本は借りる主義なので、図書館にあれば借用予約をした時点でリストから削除。蔵書にない場合、アマゾンで中古本を購入、ここでリストからは自動的に消える。買った本は読んだら図書館へ寄贈する。

 最近は通勤電車でネットを見たり音楽を聴いたりすることを控え、なるべく本を読むようにしている(「ながら」はできない性質なのです)ので読む量は以前より増えていると思うが、それでもリストが減ることはない…どの本もサッと読んでパッと記録を付けコロッと忘れている。齢相応に、一冊の本にじっくり取り組む、そんな日は来るのでしょうか?
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【本】所 正文、小長谷陽子、伊藤安海著 「高齢ドライバー」(文春新書)

2018-04-11 20:06:22 | 本・映画・展覧会
 オートマ車が増えたせいだろうか。バス路線の廃止が増えたせいだろうか。敢えて記事に取り上げているせいだろうか。しょっちゅう、高齢ドライバーが人を刎ねたり店に突っ込んだりする事故が報道されている気がする。幸い母は免許失効のタイミングで返上し車を手放してくれたので、いつか加害者になるかもと言う不安はなくなった。

 本書で高齢ドライバーの特性が良く解った。特性と言うのは運転特性(一時停止違反が多い、等)だけでなく身体特性(視野欠損が多いとか、複合条件の時の判断が鈍くなろ右折時事故が多いとか)や免許返納に対する抵抗とかも含めて。とは言え、「対向車のドライバーは高齢者みたいだからいきなり右折してくるかも」なんてできませんけど。

 で、対策については幾つか述べているが決定打はなし。高齢運転者への注意喚起や免許更新時の認知症検査などについては述べられているし、それだけでなくペダル踏み違えをした時に飛び出さない自動車とか、逆送をしにくくする道路構造とか、実例を挙げながら纏められてはいるのだが。

 一つだけ。危ないからと免許を取り上げてしまうことで楽しみにしていた運転が出来なくなり、生きがいをなくすお年寄りもいるので対応は慎重にと書かれているし世間にもそういう主張があるが、それについては反対である。検査で運転に適さないと診断された人には運転させちゃダメです。80の年寄りの生きがいを大事にして3歳の子供の命を奪ったらどうするんです。

 本書を読んで、先年82歳で免許更新を行わず返納した母を偉いと改めて思った。最近ちょっと病院通いをしているが、オンデマンドなバスなので日々通り道が違い、時間はかかって仕方ないが(マイカーなら10分のところ小一時間とか)色々な景色を見られると思うことにしたと言っていた。

 2018年3月30日 通勤電車にて読了
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2018年4月4日 夏色

2018-04-11 06:58:34 | ノンジャンル
 本日のブログタイトル関連、ニューアルバム発売だそうで久々に「ゆず」を聴いてみようかと思ったり…

 今日は暖かいを通り越して暑かったですね。午後半休を取りまして、運転免許センターへ国際免許の発給申請に行きました。センターまで行けば即日交付なのは便利です。申請から交付まで30分もかかりませんしね。あ、中型免許の8t限定解除について訊くの忘れた…。

 駅からセンターまでの道、久々に聞く鳥の声。えっと思って見上げたら本当に、電線にツバメが。桜の花も散りきっていないのに、早すぎませんか?まぁ好きな鳥なんで良いですが。前の車庫の建物が壊されて、ウチの近所にはもう来ていないのかなあ。

 ツバメに促され、冬物と夏物を入れ替えました。コートにスーツ、セーターはクリーニングに。盛大にお金が消えました。押入れにある着なくなったブレザーとか、どう処分しよう。減らしたつもりがまだありました。
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2018年3月29日 【食べ物】西新橋・くろおび

2018-04-10 19:47:37 | 食べ物・飲み物
 新橋で夜に講習会があるので、その前の腹ごしらえする店を探した。利尻昆布で出汁を取ると言うのがウリらしい店を見つけ、会場からも徒歩5分ほどなのでここに決定。少し前まで大門でやってて、こちらに移ってきたらしく、中は寿司屋か割烹のようなウッディで落ち着いた内装。スタッフの動きも何だか柔らかい。

 塩か醤油が選べるので迷わず塩。限りなく透き通ったスープかと思いきやさにあらず、うっすら黄色く濁っている。上品な出汁はしばらく舌に残して、うまみを堪能しつつ分析。生姜と柚子がほんの少し入っているのだが、個人的にはこの2つは全カットでお願いしたかった。

 麺は細ストレートだが、北海道らしく黄色っぽい。ザク切りなんだけど柔らかく上品なネギ、同じく柔らかいチャーシューにメンマ、色合いの良いアクセントとなる糸唐辛子、やはり全体に上品な仕上がり。

 仕込み途中のピュアなスープを飲んでみたいと思った。
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2018年4月2日 【仕事】トップ替わって年度始め

2018-04-10 06:09:04 | 仕事
 今年は1日じゃなく2日になってしまいましたが…4月、年度始めです。出向3年目に入ります。

 ウチ、トップが替わりました。なので今年はこれまでとは違う動きやプロセス変更が求められるかもしれません。面倒である反面、興味深くもあります。面倒を先に書いちゃう辺りがアレですね。

 ここ数年は特になんですが、「あーこれで何年目だっけな」「あーあと何年だっけな」と思うんです。思うんですが、具体的な値が出てきません。
大丈夫かオレ。さいきん記憶力だけでなく計算能力も低下しているのです。勘定できるのはマイル数だけです。

 たぶん来年度は原籍復帰か出向先転籍のどちらかになると思うので、今年以上に違った気分で年度始めを迎えるんじゃないのかなぁ。
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【本】杉浦一機著 「進む航空と鉄道のコラボ 空港アクセスが拓く交通新時代」(交通新聞社新書)

2018-04-09 20:33:23 | 本・映画・展覧会
 町中に住んでいると、空港ターミナルビルの直下に列車が乗り入れていて濡れずに乗り換えられ、目的地近くまで素早く移動できれば…と思ってしまう。少し前まで、それが当然だと思っていた。海外も多くの都市空港でそうなっているし。本書もそういうノリで書かれているように思う。

 だが最近、日本各地の空港において、その方程式が成り立つ空港はあまり多くないのではないか、そう思い直すようになった。だって地方空港の利用客数があまりに少ないんですから。海外の例だって香港とか仁川とかフランクフルトとかアムステルダムとか、国を代表する都市の空港でしょ?1日に10便程度、737やA320クラスが発着する空港の利用客を運ぶのに果たして鉄道は本当に有用か?

 仮に空港から列車に乗れたとして、目的地が駅前じゃなければ結局もう1回乗り換えなければならない。それがバスだと思い切り連絡が悪いかもしれない。地元の人間なら家族や友人に頼んでクルマですよね。グループならタクシー相乗りしたって良いし、空港からレンタカーで回れば良い。それではインバウンド観光客など困るだろうと言う筆者は、大半が団体で来て現地では観光バスを仕立てるという図式を忘れているようである(もともと著者の言動には賛同できないものが多いのだ)。

 一見もっともな意見だと思うのだけど、現実やっぱりペイしないんだろうなと思う。経済的に成り立たないのであれば例えば自治体だか観光庁だかが金銭的テコ入れをしなければならないが、そこには踏み込んでいないので、素人考えから大きく進化した内容ではないなと思った。それにしても、羽田アクセス線整備はどうなるんでしょうね?こういう話って、利用客のたあめに整備したいんだか建設業者のために仕事つくりたいんだか判らないし。

 2018年3月27日 通勤電車にて読了
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2018年3月31日 クルーズ&BBQ 2018

2018-04-09 06:56:43 | ノンジャンル
 もう長年やっている、飛行機好きが縁で始まったパーティー。例年4月上旬の開催なのだけど、今年は事情により3月末日の開催に。事情と言えば今年は諸事情(と言うか諸々の思い)により、「永久幹事」の座を返上して一参加者として末席に加えて頂きました。とは言え間際になって会計担当の要請が来たのですが。

 今年は春の訪れが早く桜も満開、花冷えの雨に降られることもなく快晴高温。風も強まらず、一昨年を上回るグッドコンディションでクルーズもBBQパーティーも例年以上に盛り上がった気がします。多くの方々からの様々な差し入れも嬉しかったですね♪

 ただし自分はさほど飲んだとも思えないのに帰宅時は電池切れのロボットよろしく落ち(寝)まくり、夜になってもグダグダのままでした。吐いたりアタマ痛かったり二日酔いとかは全くなかったのですが、酒に弱くなったと言うことなんでしょうか。単なる寝不足だったのでしょうか。

 主催者である御大から「来年もやるぞ」宣言が出たので、楽しみが消えずに済みそうで良かったです。
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【本】下川裕治(著), 阿部稔哉(写) 「週末ソウルでちょっとほっこり」(朝日文庫)

2018-04-06 20:52:44 | 本・映画・展覧会
 ここ数年すっかり朝日新聞の連載ライターとなってる印象の下川さん、今回は韓国しかもソウルにピンポイント。タイのイメージが強いのでちょっと意外感あり。先入感で人を見てはイケマセン。

 でも酒飲みでタバコ吸い(ですよね?)な下川さんは、けっこう韓国にピッタリなのかもしれない。ところがその下川さんですら「韓国人ってばどうしてあんなに酒を飲むのだろう」と心配してしまう。そう思った一部始終が書かれているのだが、読んでいる限り可笑しい。

 本書にはそういった、韓国の庶民の生活の場に闖入した下川さんの眼を通して、普通の旅行者では見られないソウルの街の、ソウルに住む人々の姿が描かれており、ここのところ良く行ってる身には実に興味深く映る。

 と言う訳で本書の内容は興味深く、ソウルへ旅行する人にはぜひとも勧めたいのだが、一方で本書から伺える下川さんの旅スタイルには賛同できない。旅人でなく現地に溶け込むスタイルならではとも評価できるが、自分が好きではない「沈没」スタイルに通じるものを感じてしまう。自分はあくまで、旅行者でいい。旅人がいい。とは言え、今後も彼の著作を読み続けるのだろうなぁ…

 2018年3月23日 通勤電車にて読了
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