【本】山田昌弘著 「底辺への競争 格差放置社会ニッポンの末路」(朝日新書)

　読んで字の如し。一度失敗したらまず復活のチャンスのない国、それが今の日本。なのでみな失敗を恐れてチャレンジせず国は活力を失ってゆく。他人を蹴落とすか、蹴落とさないまでも積極的に手を差し伸べられない(共倒れが怖いから)のが今の社会なのだろう。

　他の著作同様、さまざまな統計を引用している点は良いと思うが、ネガティブな推論考証の裏付けとなってしまう統計は悲しい。

　とか書いてる自分は、本書で言えば「勝ち組」(の底辺か？)に属するのだろうから、大層な口は叩かない方が良い気がする。

　2019年10月28日　通勤電車にて読了

2019年10月28日 【仕事】ビジネスバッグに安全反射バンドを

　巻き付く安全反射バンドをどこかで見た。長手方向に伸ばして二手にペコンとやると、真っ直ぐなまま短辺を反り返らせている。ところがそのペコンをチョイと押すとアラ不思議、バンドがくるくるっと巻いてしまう。どういう構造なんだろう？

　通勤の往復にひと駅余計に歩いたりすることもあり、ビジネスバッグのベルトに反射バンドを巻きたいと常々思っていた。でもただの反射テープに100円とかって高いよと思い実行に移せないでいた。そうしたら、先日走った首都高のPAで何やらキャンペーンをやっており、地図その他の入ったビニール袋の中に例の安全反射バンドが入っていた。やったね！無料でゲット、待てば海路の日和あり、日和は嬉しいヒアリはコワイ。

　さっそく装着、軽いものなので負担増は感じない。ありがとう首都高。

【映画】空の青さを知る人よ

　埼玉から千葉へ回り、アクアライン渡って帰って汗臭いシャツのまま映画館へ急いだ。間に合った～。

　「あの花(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。)」「ここさけ(心が叫びたがってるんだ。)」に続く、長井龍雪監督＆スタッフの作品。今回も舞台は秩父市が中心、そろそろ聖地巡礼に行かねばの娘。

　イマドキの女子高生がドーンとベエースで弾くのはアラ懐かしや、ゴダイゴの「ガンダーラ」のロックチューン。そう、映画はバンドシーンからスタートする。もちろん描写は詳細。ギブソン、エピフォン、マーシャル、ハートキー、そしてVOX(けいおん！にも出てきた楽器直挿しのミニモデル)等々。

　音楽は物語の展開上重要だが、バンドはテーマじゃない。人はどこでどう生きるか、誰かと生きるのか、誰のために生きるのか、そんなテーマ。姉に対して素直になれない妹、いつの間にか初志を曲げてしまったギター小僧、幼馴染だけに普通の恋愛ができない同級生、ストーリーはぶっ飛んでるがキャラクターは普遍的、共感しやすい。ちなみに登場する演歌の大御所は何と！松平健さんが演じてるゾ。

　「あの花」みたく号泣しない、「ここさけ」みたく叫びたくならない、オッサンには懐かしく、人生を振り返り考えさせられる作品だった。

　2019年10月27日　川崎・チネチッタにて

2019年10月27日 【食べ物】千葉幕張・麺大将

　埼玉から千葉への移動、早いのはアクアライン経由かもしれないけど久々に京葉道路を走ってみようと、首都高5号～7号～京葉道路というルートを採った。幕張PAで昼食、滅多に寄らない場所なのでフードコートにあるラーメン屋をチョイス。

　房総半島南部に竹岡という町があって、そこのラーメンが少しだけ有名。その系統らしく、濃い醤油色に一瞬たじろぐが、脂っこさはないので気になるのは塩分のみ。ザク切りのタマネギは良い食感。やや細めで白っぽいストレート麺、醤油ラーメンにはストレートの方が合うのかな。チャーシューはもう少し頑張りましょう。

　フードコートの店とは言え最近はバカにしたものではない。特に幕張PAは「新世代PA」として最初のオープンしたところだったと記憶しており、テナントもちゃんとした物を出す店なのだろうか。外れなくて良かった。

2019年10月27日 【エセ善人】片付け手伝い

　会社の元上長の叔父上がなくなり、他の親族も殆どおらず事後処理一切をやってる元上長から「いろいろ好きそうなものがあるから」と言われ、さいたま市まで伺いに出かけた。

　細々と工作をするのが好きだった方らしく、自作の木造帆船がドーン。そして部屋中にコンセント(100V/12V/5V)が設けられ、オーディオ配線は超複雑、ベランダには太陽光パネルとバッテリー、室内にもミニ太陽光パネルとオイルランプ風LEDランプ、乗ってたらしきクルマのチョロＱのヘッドランプもLEDで光ったり…

　「見回して欲しいものを持って帰って貰えば良いから」とは言われたものの、何があるか確認ついでに多少の片付けをお手伝い。既に家具や大きな家電品などは整理されているが引き出しなどは手付かずの部分があり。結局、押入れケース一杯のあれこれを頂戴して引き揚げた(写真)。手伝ったと言うより荒らしてきたと言った方が正解だったか。

　自分がもう少し工作を続けていたら、将来的にこうなったのではないかと思う部屋で他人事とは思えなかった。そして残された物品の点数もさることながら、整理状況が気になった。やはり齢を取ると片付けが億劫になる。目も見え辛く、きちんと整理もできなくなるのだろう。どうすれば整理できるか、ではなく、どうすれば整理せずに済むか、と言う観点でモノをコントロールしなければならない。帰宅してそう改めて心に誓うのだった。

　実はクルマには倉庫ゆきの物品もけっこう積んであり、天気が良かったこともあり埼玉から千葉県某所の「きみつひち」までクルマを走らせ、クルマ関係の積荷を収めてスッキリした。昨日今日で250kmも走ってしまった。

2019年10月26日 【ジェミニ】ホイール交換ほか車検対応

　同じ車種に乗る知り合いからクルマを手放す相談を受け、結局お手伝いはできなかったのだけど、純正アルミが残っているからと言うので譲り受けた。何しろ40年ほど前の物でけっこうな状態だったため、例によって友人にお願いして塗料を吹いて貰った。元は銀色だったが今度は薄めの金色、赤い車体には金色系が似合う。そして仕上げにクリヤコート。作業ありがとうございました。

　そしてこれまた例によって友人のタイヤ屋に持ち込み、今年替えたばかりのタイヤを付け替え。ホイールナットは平面座のため現用のアルミナットが使えず、幸いクルマに積んでいた予備のナットが使えたので良かった。本当は黒か赤のアルミナットに変えたいんだけど、平面座は高い。作業ありがとうございました。

　試乗すると、タイヤの空気圧を少し落とした(1.8kg)せいか乗り心地が良く動きが軽くなった。後で気付いたが。これまでのBBSがリム幅6.0JJで純正が5.5JJ、見た目も明らかに細身になったので、そこが効いているのかもしれない。車検に通るなら軽いカンパニョロ履きたいんだけどなあ。首都高をぐるりと回って横浜まで(写真)、帰宅まで100km以上走ってしまった。

　そのあと車検対応品その他を購入。出先で降られたとき以外に雨の日にはクルマを出さないため、ゴムを替えたのは8年ぶりくらいかなあ。最大の払拭面積を得るべく450/475mmと変えていたのを現物見て思い出した。最近のスーパーオートバックスはワイパーゴムの交換を無料でしてくれるんだ、古いのは捨ててくれるし有難いね。
・ワイパーゴム(ガラコワイパーパワー撥水)
・発炎筒
・スマホホルダー(NAPOLEX Fizz-1082)購入＆取付

　久々にクルマ関係で1日を費やした感じだった。

2019年10月25日 【食べ物】誕生日は鍋パーティー♪

　ハッピーバースデー俺♪

　さすがに空気がヒンヤリする日も出てきて、いよいよ鍋シーズン到来。トントン拍子に話がまとまり、今日は拙宅にて誕生日鍋パーティ。今日のベースは「鯛と帆立の極みだし」、お初にお目にかかります。肉は鱈と鶏、あとたっぷりの白菜に長葱、きのこ数種。ビールで乾杯のあと日本酒に移行。

　(ﾟДﾟ)ｳﾏｰ
　うまー！
　鍋ウマー！
　(ﾟДﾟ)ｳﾏｰ

　鍋シーズン開幕戦が大当り、実に旨い。拙宅に集ったのも久しぶりで話も弾み、言うことなし。今月は2名の誕生月と言う事で、ケーキまでご準備いただきましたが(写真)、これまたふわふわで甘すぎず美味い。

　そろそろ還暦＝会社定年を意識しても良い年代に入ってきたことなど明日から考えることにして、ひたすら楽しい鍋でした。次は何味でやろうかな？ありがとうございました。

(Live) 岸部眞明 X 押尾コータロー

　恵比寿と、大阪の江坂(こちらが本店)に店を構えるギターショップのアニバーサリーライブがあり、ファンクラブメンバーからチケットを廻して貰えギタ友4名で聴きに行った。題して「ドルフィンギターズ20周年記念スペシャルライブ」。

　いまや日本のアコギインストでは一番名前が売れているであろう押尾コータローと、実際に弾く人からの尊敬を集める岸部眞明。中川イサトを共通の師匠とし、出身も大阪で近い。それぞれソロのライブは過去に行ってるが、デュオでどんなプレイするのか興味しんしん。

　最初1,2曲一緒に弾いて、あとはそれぞれのソロステージで、最後にまた1,2曲デュオで…と思った予想はハズレ。構成はその通りだったがデュオの曲数おおい！お互いの曲あり、カヴァーありで飽きない。岸部さんはソロでの演奏スタイルとあまり変わらず、押尾さんがアクティブなプレイを封印してしっとりとしたスタイルオンリーでプレイ、岸部さんに寄っていった感じ。それにしても岸部さんが本当に綺麗なアルペジオを奏で、押尾さんが単音のソロを重ねてゆくなんて想像できなかった。気持ち良過ぎて意識が飛びかけた。ソロではお互いの持ち味を存分に発揮、押尾さんは「お祝い」で意識的にアップテンポな曲をセレクトしてきたのでタッピングの嵐。それにしても、２人とも何で音がぶれないんでしょう。

　ステージ進行は押尾さんがメインでMC、そこに岸部さんがボソボソ補足するみたいな(笑)。本当に昔からの付き合いなんだなーと言うエピソードがポンポンと。それにしても岸部さんは本当に念入りにチューニングしますね、下山亮平さん以上。その下山さんとのデュオアルバム「岸部下山(←本当？)」は12/21発売だそうです。もちろん買います。レコ発ライブ行きます。楽しみです。

　ライブもアコギも久しぶりだったけど、実に堪能できた。そうそう、偶然なことに今日のメンバー4名のうち3名が同じ名前、漢字まで！それぞれ1年違いで私は末弟でした。来年はこの3人で「ｘちゃんズ」ってギタートリオを結成したいね。

　2019年10月24日　渋谷・Mt.RAINIER HALL SHIBUYAにて

2019年10月22日 【ＰＣ】フォトアルバム作成ソフトを変更してみた

　ネットへの更新は何年も怠っているものの、旅の写真は旅ごとにまとめて保存しており、フォトアルバム作成ソフトを使ってキャプションをつけて整理してきた。

　少し前に、これまで使っていた「PhptpX」で作成したアルバムのキャプションが自分のブラウザ(Firefox)で表示されなくなっていることに気付いた。どうやら、javaスクリプトあたりがセキュリティ上の問題あるとして動作されていない感じ。少し調べてみたのだけど解消されず、IEやChromeに変更するのも根本的解決ではないため気が進まない。

　仕方なく、数年ぶりで「Vector」で無料ソフトを検索。何とかそれらしいソフト「アルバム」を見つけ、試してみることにした。日付単位で写真(画像ファイル)をフォルダ整理するソフトは他にもあったが、1枚ごとにキャプションを入れられることが条件なので少し手間取った。

　これで、半年以上滞っていた旅行写真の整理ができる。あとはPCを数年前に買い替えて以来滞っている、サイトへのアップロードだ…何故かftpが上手く通らないのだ。まだまだ道半ば。