先日の鳳凰山登山の祭に撮影したものである。スイカズラ科のLonicera属のものとは承知していたのだが、その後の調べでチシマヒョウタンボクと判明。北海道にある高山種で、本州には唯一南アルプスの一部に稀に生育するものだそうだ。隔離分布の典型種である。花は頂生で2対付くから、秋に2つドッキングした赤い実が2個できる(左脇に4個のつぼみが見えるが、これ2つが結合した実を作るため、全体で2個の実に見えるのである)。
気づかないうちに貴重な出会いをしていたことになる。そのときは見かけない種だなぁというくらいの対応で何気なく記録写真を撮ったに過ぎないが、これほどのものであるならもう少しじっくりと語り合っておけばよかったと後悔している。
気づかないうちに貴重な出会いをしていたことになる。そのときは見かけない種だなぁというくらいの対応で何気なく記録写真を撮ったに過ぎないが、これほどのものであるならもう少しじっくりと語り合っておけばよかったと後悔している。