キンミズヒキ(バラ科) 2006年08月25日 | 自然観察日記 ミズヒキと付いているがタデ科のミズヒキとは縁が無い。こちらはバラ科の植物で、花穂が同じ時期に咲くミズヒキに似て長く立ち上がり黄色の花が点々と咲き連なることから付けられたものであろう。「金水引」という文字を当てる。 こちらはミズヒキに比べ日当たりのいいところを好むようで、至る所の野山に普通に見られる。
ミズヒキ(タデ科) 2006年08月25日 | 自然観察日記 林の林床に夏の盛りが過ぎるとスッと伸びだして咲いている。ミズヒキとはのしにかける紅白などの紙紐のことであるが、なぜこの草がミズヒキなのかなかなか理解できなかったが、この花穂を上から見ると赤く見え、下からみると白く見えるところから付いた名前だと聞いて感心した。細かなことをしっかりと観察し、なおそのことから水引を連想するあたり命名者の見識の高さに感じたものだ。 決して派手ではないが、林の中ではピカッと光る感じで花を付けているから、気付きやすい野草だと思う。お茶の花としても好まれる種である。