これはシダ植物。伊豆大島では杉植林地の下草にごく普通にある。名前のとおり葉の裏が粉をふいたように白い。大島ばかりでなく太平洋側では、ごく見慣れたもので気になる存在ではないだろう。
しかし、越後の長岡あたりではまったく見ない。小千谷の山本山で発見されたと聞いたときは驚いた。県内には点々と生育しているようなのだが、私はいまだに合ったことが無い。雪が苦手な植物のようで、これに出会うと暖かい地方に来た感じを私は持つのだ。温暖化で暖かくなっているのならば、このあたりにもウラジロが見られる時代が来るのだろうか。
シダ植物だから花はないしヘゴの仲間以外には高木になることもない。お正月の飾り物にウラジロが使われているのだが、その習慣が無い越後の人は奇異に感ずるかもしれない。
しかし、越後の長岡あたりではまったく見ない。小千谷の山本山で発見されたと聞いたときは驚いた。県内には点々と生育しているようなのだが、私はいまだに合ったことが無い。雪が苦手な植物のようで、これに出会うと暖かい地方に来た感じを私は持つのだ。温暖化で暖かくなっているのならば、このあたりにもウラジロが見られる時代が来るのだろうか。
シダ植物だから花はないしヘゴの仲間以外には高木になることもない。お正月の飾り物にウラジロが使われているのだが、その習慣が無い越後の人は奇異に感ずるかもしれない。