きみがぼくを見つけた日
2009年/アメリカ
『ゴースト』の呪縛
総合
50点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
タイムトラベルをメカニカルなものではなくて遺伝子を要因にしたアイデアは良いとしても、結果としてそれが成功しているとは言えない理由は、この作品の脚本家であるブルース・ジョエル・ルービンが『ゴースト/ニューヨークの幻』のようなラヴストーリーを期待されてしまったからであろう。しかし例えばタイムトラベルしてしまうヘンリーはいつも裸であったり、ヘンリー自身も自分がいつタイムトラベルしてしまうのか分からないなど、物語の素材はラヴストーリーよりもコメディーの方が合っている。逆に言えばコメディーの素材を無理やりラヴストーリーに仕立て上げようとするから、ヘンリーが服を探す時に暴力沙汰になってしまい物語が殺伐としてしまうのである。最初からコメディーとして制作されていたら間違いなく面白いものになっていただけに残念である。
アフリカを襲うメタボの恐怖(ニューズウィーク日本版) - goo ニュース
まだ飢餓や栄養不足の問題も片付かないうちに、アフリカとメタボリックが結びつく
ことになるとは想像していなかった。多分日本のマスコミのアフリカに関する報道が
いまだに飢えに苦しんでガリガリに痩せている子供たちの映像ばかりが流される
ことに因るものだと思うが、もしも苦しんでいる“肥ったアフリカ人”の映像を流して
しまえば誤解が生じて寄付金が集まらなくなるだろう。結局こうなると問題は物質的
なものではなくて教育の問題になる。都市化することは避けられない以上教育施設
を充実させることで古い文化も変えていかなければならないのだが、それには現状
に対する危機感が当事者たちの心に芽生えなければならない。実はこれが最も難
しい。これは教えられる物ではなくただ生じるまで待たなければならないのだから。