幸せはシャンソニア劇場から
2008年/フランス=ドイツ=チェコ
年老いた殺人者と少年の物語
総合
70点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
脚本は悪くはないし、名作『天井桟敷の人々』やハリウッド・ミュージカルに対するオマージュは感じられるし映像も良いのではあるが、物語は終始上滑り気味で深みが感じられない。
しかし何と言ってもこの作品の一番の不幸は、時代背景は違えども年老いた殺人者のモノローグから物語が始まる、同年に公開されたスパイク・リー監督の傑作『セントアンナの奇跡』の物語構成とカブってしまったことであろう。見比べてみるならば作品が醸し出す迫力の差がはっきりと感じ取れる。‘幸せは’と謳いながらこの作品のラストは寂しすぎる。
国の電子申請、利用率10%未満が3割 運用コスト割高(朝日新聞) - goo ニュース
そもそも国への行政手続きを市民がインターネットで行う電子申請というものの
意義は何なのかといえば、市民にとって手続きが簡単になるというサービスである
はずなのだが、ほとんど利用される事もなく普及する気配もないというのはどういう
ことなのだろうか? たとえインフラの効率がよくなったとしてもそれが便利であるか
どうか判断するのは利用者であり、利用者が不便だと感じるものはいくら理屈では
便利ではあっても実質は不便なものにしかならない。“お偉い方”にはそのような
庶民感覚が理解できないのである。結局国民に不便な上にその代償を払うのも
国民という国民にとってのダブルパンチを早く民主党に改善してもらいたいものだ。