Disney’s クリスマス・キャロル 3D
2009年/アメリカ
道徳を説く前に
総合
60点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
確かに映像は素晴しかったし、3Dという表現方法と3人の精霊と主人公スクルージが物語の中心となるチャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』は相性が良いはずなのであるが、観終わってから心に残るものがなかった理由は、スクルージが嫌われる理由が理解できても、それでも甥のフレッドなどに好かれている面が具体的に描かれていないためだと思う。スクルージが嫌われている面を強調して描いている余りにサム・ライミ監督の『スペル』以上にホラーテイストを感じる。
最大の問題はスクルージのキャラクター造形の仕方にあると思う。あのようなキャラクターでは金融業を営んでいる裕福な金持ちに見えないため、死に際にある老人が3人の精霊たちに止めを刺されているようで気の毒になってしまった。私がスクルージだったら自分の墓石を見たあたりでショックの余り心臓発作を起こして死んでいると思う。精霊が出てくるのならばもっと若い時に出てきてくれないと改心する前に死んじゃうよ。
オバマ大統領の両陛下への「お辞儀」、米で波紋(読売新聞) - goo ニュース
あのオバマ米大統領の皇居・御所を訪問した際にした天皇、皇后両陛下に対し
行った“深々としたお辞儀”の角度は日本人が両陛下に対してする角度と同レベル
のように見える。オバマの真意は分からないがアメリカ人が見たら違和感を感じる
理由はアメリカにおいては人は平等に生まれてくるのだから、皇室や王室という
存在はありえないということのようなのだが、もちろんアメリカが建国以来国民が
全て平等に生まれ育ったことなど一度も無かった訳で、それを承知の上で黒人の
オバマ大統領がアメリカの白人に対して皮肉を込めて世界の王室に低姿勢振りを
見せ付けているのならば面白い。