MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

「Despite Repeated Warnings」 Paul McCartney 和訳

2018-09-18 00:05:39 | 洋楽歌詞和訳

Paul McCartney on ‘Despite Repeated Warnings’ (‘Words Between The Tracks’)

 ポール・マッカートニーの新譜『エジプト・ステーション(Egypt Station)』に収録

されている「ディスパイト・リピーテッド・ワーニングス」はタイタニック号の悲劇を

モチーフにしながらドナルド・トランプを揶揄した内容らしい。以下、和訳。

「Despite Repeated Warnings」 Paul McCartney 日本語訳

前方に迫っている危険に対して何度も警告したにも関わらず
その船長は言われていることに全く聴く耳を持つことはない

彼は僕たちを惑わせる絶好のチャンスだと思っている
だから船長はどんどん進めて行こうと計画を立てている

僕たちに何ができるのか?
僕たちに何ができるのか?
僕たちはこの承認されたバカげた計画を止めるために何ができるのか?
僕たちに何ができるのか?
僕たちに何ができるのか?
この男は間違いなく彼の船と乗務員を失うはずだ

知性のある人々から何度も警告されたにも関わらず
彼は独自の予定表を持って
それに沿って進めるだろう

一番大声を上げる者たちが
必ずしも最も優秀であるとは限らないが
彼らは失敗する直前まで
得意の絶頂にいるものだ
朝焼けの空でさえ彼を慌てさせる様子はないが
一人の船員の警告の合図が
僕たち全員にとって重要なはずなんだ

僕たちはどうやって彼を止められるんだろう?
どうやってカギを奪って彼を閉じ込められるだろうか?
もしも僕たちにそれができるなら
僕たちは急場を救えるんだ

その技師は妻と娘のジャネットと一緒に暮らしているけれど
彼は2人がいなくてとても寂しい思いをしている
彼の仕事ぶりは地球上で最も優秀だが
(僕たちは地球上で最も優秀な乗務員!)
誰も彼を行かせたくない

彼には霊感があった
彼には嫌な予感があった
彼が自分で認めているように
彼にはそれが最初から分かっていたのだ

その船長の頭はおかしいけれど
乗務員たちにはバレないようにしている
すぐに事を遅らせるために何かをしなければ
彼は僕たちを巻き込むだろう

僕たちはどうやって彼を止められるんだろう?
どうやってカギを奪って彼を閉じ込められるだろうか?
もしも僕たちにそれができるなら
僕たちは急場を救えるんだ

主甲板の下でその技師は泣いている
気温が上がると船長は僕たちを置き去りにするだろう
温度計の針が上がればエンジンは破裂し
僕たちは水底に取り残されるんだ
水底に

僕たちならできる
今の僕たちならできる
僕たちならできる

僕たちならできる
今の僕たちならできる
僕たちならできる
今の僕たちならできる
僕たちならできる
今の僕たちならできる

もしも人生が君の計画通りに運ぶとするならば
奥さんとジャネットにとってはとても素晴らしいことだろう
時々君は人生において戦わねばならないことがあるかもしれない
その時君は学ぶんだ
君はどのように振る舞えばいいのかを

僕たちならできる
僕たちならできる
僕たちならできる
僕たちならできる

前方に迫っている危険に対して何度も警告したにも関わらず
その船長は言われていることに全く聴く耳を持つことはない

だから僕たちは船長のところに行って
意見を変えるように言ったけれど
彼は僕たちに対して面と向かってあざけて
僕たちの方が間違っていると言う
だから僕たちは彼を囲み
今は彼を縛っているロープが
彼が人々の意思を聞くべきだということを証明している
それが人々の意思なのだと
それがみんなの意志なのだと


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