サタケメモリアルホールの前に長い列ができていた。2階自由席から入場となった。左側の2列目に腰掛けた。指定席はほぼ埋まり、自由席後列はかなり空があった。私は金券ショップで額面割れしたチケット(3000円→2000円)を入手していた。


トップバッターは桂楽珍さん。その後、文珍師匠登場。楽珍さんの訛りの酷さを暴露し、大器晩成型だが早世の家系である、とオチをつけて笑いを誘った。続いて内海英華さんの女道楽という芸を堪能した。「アホではできへん商売」というセリフに場内が沸いた。
再度師匠が出て来た。落語は「優秀でないと楽しめない芸」と言い、会場で携帯が鳴ると「便利な物は不便さも引き連れてくる」と常識の無い客をさらりとたしなめた。丹波屋の大旦那が飯炊きの格好をして茶屋で遊び呆ける息子を迎えに行く演目をやった。
休憩中に会場を出て駐車場に向かった。真っ黒になった空から大きな雨粒が落ちてきた。通り雨の中、車を飛ばした。本郷辺りでは綺麗な虹が観察できてラッキーだった。

