朝鮮通信使の迎賓館として使用された福禅寺對潮楼（その１）

県道を横切って石段を上りかつての色街を見下す。昭和２年の鞆町の地図を参考にすると福禅寺のすぐ下まで遊廓があったことになる。松山市の道後温泉と似たような感じであったのだろう。


寺の石垣そばに鞆町遊廓を示す石標があると聞いていたが、いくら探しても見つからなかった。私は海岸山（山号）と刻まれた大きな石に目をやり福禅寺の境内に入り「朝鮮通信使をもてなした對潮楼を先に見るとするか」と言った。

開運福山うずみごはんＭＡＰ（制作：福山食ブランド創出市民会議）

ＭＡＰの表は福山城下明細地図と現代福山中心市街地図の２部構成で名所などを簡単に解説している。裏は郷土料理のうずみを提供する飲食店の紹介。観光客向けにようやくこのような地図が出来たのは喜ばしいことである。うずみに続いて第２、第３のふるさとの味を発掘、ＰＲしてもらいたい。