東新地を後にし、草津一丁目交差点から国道1号線を北北東に進む。数え切れぬほどの自動車が猛スピードで私を追い抜いて行く。
長谷川製材の前を通過すると古めかしいトンネルが現れる。こちらの草津川隧道は昭和11年(1936)3月に竣工したもので自転車・歩行者は通行禁止である。
足が棒になっていた男は危険を冒してトンネル内に入った(決して真似をしないように!)。薄暗い中を恐る恐る進みながらゴツゴツした造りであることは分かった。
私の地元に深津隧道というのがあるが、あれの旧式と思ってもらえればいい。トンネルのほぼ中央を境にして町名が草津一丁目から大路二丁目に変わる。