寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

滋賀県草津市の矢倉橋を渡り旧矢倉村に入る

2012年05月24日 | 
不思議なもので和菓子を食べると力がみなぎってくる。ちゃっちゃと(新)草津川を越え矢倉橋南詰から草津宿を望み別れを惜しんだ。私は矢倉1丁目(旧矢倉村)に入った。ここから旧東海道は細くなる。

草津市矢倉1丁目の光傳寺(浄土宗)

東海道沿いには浄土宗・法照山光傳寺(矢倉1丁目5-43)が建っている。伝承では承平年間(931~938)の創建で古刹の一つと言ってよかろう。

草津市矢倉1丁目の古川酒造

江戸期創業と言われる古川酒造(矢倉1丁目3-33)の前を通過する。銘酒「天井川」の製造メーカーとして有名だ。宿場町の周辺には必ず1、2つ酒蔵があることを歩き旅で学んだ。

矢倉道標(東海道と矢橋道の分岐点に建つ)を右手に眺めJR南草津駅に向かう。駅に着いたのは福助堂を出てから25分後であった。希望の電車には間に合わなかったが、待ち時間を利用して記念スタンプ「草津市の花・あおばなのある駅」を葉書に押した。こうして6時間にも及ぶ草津の旅は終了したのである。

私が歩いたコース(草津観光マップに赤い矢印で示した)

JR南草津駅の記念スタンプ「草津市の花・あおばなのある駅」

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青豆ご飯のよい香り

2012年05月24日 | 家飯
私は近年まで豆ご飯が苦手だった。実家では大量の生豆を米と一緒に炊き上げるので豆の味は米によく染み込んでいたが、豆の色が悪くなりムレ臭がした。見栄えと香りと食感のすべてが気に入らなかった。

ところが、作り方を炊き込みから混ぜ込みに変えて好物となったのである。しわを寄せずにゆでたグリーンピースを熱々のご飯(出汁昆布と塩を入れて炊いたもの)に加えて10分ほど蒸らした後にざっくりと混ぜる。こうすると豆の鮮やかな緑色と形は失われずによい香りが漂う。

そして塩味のご飯が豆本来の味を引き立たせるのである。旨みを抽出する炊き込みに大して旨みを閉じ込める混ぜ込み。私は独立した旨みを一緒に味わう方に軍配を上げる。

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