究極の始末料理・雷豆腐 2012年05月25日 | 家飯 用意するものは天かす(関東では揚げ玉)と木綿豆腐。自家製天かすを行平鍋に移し火にかける。天かすから油がにじみ出てふやけてきたところへ水切りした木綿豆腐を指で潰して加える。 煎りつけながら醤油と砂糖で味を調えて完成。天かすに含まれる油を再利用するのがミソで、油っぽくはない。だから青ねぎや大根おろしは不要。つまり二重、三重の始末になるわけだ。 雷豆腐は摩訶不思議な食感でコクが出てうまい。固形とペーストの中間の状態ゆえに味の微妙な濃淡が楽しめる。豆腐は本当に面白い食材だと思う。