寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

福山市南蔵王町1丁目の惣戸神社(前編)

2013年03月02日 | 郷土史
つなぎ保育園前から小高い丘に向かって道が南西方向にのびている。これが惣戸(そうど)神社への参道である。

惣戸神社の石鳥居

惣戸神社の参道

 綱木の保育所の脇にもやい石と称する石が建っています。通りがかったお年寄りが「ここへ船を繫いだんだ」と船着き場を信じ込んでいるふうでした。海退現象で、もとは湾奥の港だったことはうなづけます。蛇山(深津高地)の北端で、目標のはっきりした船着き場だったでしょう。陸に上がって丘の上に祠を祀ったことも想像できます。ただし、奈良朝前後と平安初期の海港として機能していたかは確証がありません。

『続深津島山 ‐孝現学序の段‐ / 佐野恒男(平成十年)』

参道が直角に折れ曲がる地点辺りから惣戸神社の社殿が顔を出す。旧市村の人々が「そうどうさん」と呼んで親しんだ特別な神社である。

惣戸神社社殿
 
にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大衆魚マイワシ

2013年03月02日 | 食材
胸鰭の後ろに黒い斑点のあるマイワシは七つ星の別名を持つ。数ある料理の中で最も好きなのは寿司(握り)だ。私がイワシの握りを初めて食べたのは東京築地だった。脂肪分を蓄えた身と酢飯の相性はすこぶるいい。下魚と言われたのは遥か昔のことである。

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする