寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

三原城跡発掘調査現地説明会に参加(完)

2013年03月11日 | 
広報みはら平成25年3月号の26ページに発掘調査箇所と出土した天保通宝(江戸時代の通貨)の写真(左)が載っていた。右は濠石垣と旧西国街道の境に埋め込まれた石列を撮影したもので簡単な解説があった。

通路の土が堀に流れ落ちるのを防いだと思われる石列(写真左側)

武家屋敷跡から通貨が出土する例は稀らしく、これは手があまり加えられずに旧街道の上に土が盛られて住居が建てられたことを物語っている。

井戸の跡

便所の跡

発掘調査の現場を見学するのは初めての経験だったが、井戸や便所(推定)の跡から当時の生活のにおいを感じることはできた。説明会が終わってから出土した古伊万里(染付磁器)などの写真を撮らせてもらった。

和食料理人・野崎洋光さんが福山で話されていたように磁器の普及と食文化の向上には密接な関係がある。醤油という調味料が日本人の食卓に欠かせないものとなり肉食(建前は薬)もじわじわと浸透し始めたことが推測できるのである。

出土した陶磁器など

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かもめの水兵さん(ヤッサ饅頭本舗)

2013年03月11日 | 食材
船員の生活を経験した者にとって「水兵」という言葉は妙に心に響く。イラストの可愛さにもつられて焼き菓子を買い求めた。甘めのブッセ生地は表面がカリッ、中はフワフワの食感。生地に挟んだクリームチーズが絶妙に絡む。

かもめの水兵さん

クリームチーズをブッセで挟んでいる

童謡「かもめの水兵さん」を作詞した武内俊子は三原の出身。彼女は明治38年(1905)浄念寺(現西町2丁目)住職・渡辺俊哲の長女として生まれた。何時何処で習ったかは定かではないが昭和12年(1937)にレコード化された歌を私は口ずさむことができる。

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