寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

テレビ朝日・ウチゴハンは毎回ためになる

2011年05月23日 | 日記
5月22日放送のひき肉使いまわしスペシャルは秀逸であった。菰田シェフ(中華)はひき肉の甘辛炒めから麻婆豆腐と汁なし担々麺を、枡谷シェフ(イタリアン)はふわふわハンバーグからミートソースパスタとイタリアンメンチカツを作っていた。

どの料理も普通に作るよりは時間短縮となり完成度もなかなかのものだ。私はお年寄りや子ども向けのやさしい味付けの麻婆豆腐とメンチカツが特によいと思った。料理の基本を押さえつつ柔軟性を随所に見せるのがウチゴハンの素晴らしさだ。シェフの語りが上から目線でない点も高く評価している。

固定観念(この作り方が絶対に正しいとの思い込み)が料理の幅を結局狭めてしまう危険性をふと我々に気づかせてくれる。料理を食べている際の子役の表情が全てを物語る。「自ら作り出した美味しさは喜びに直結する」ということを。

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天ぷらにソースをかけて食べる地域

2011年05月23日 | 日記
地元を離れる(高校卒業)までは天ぷらにソースをかけて食べていた。当時は何の疑問も抱かなかったし、家で天つゆを用意することなど一度もなかったのだ。

この話を関東の友達にした時には「えー。天ぷらには天つゆか醤油と決まってるだろう」とひどく驚かれた。今では関東の食べ方にすっかり慣れてしまった私だが、カリカリのかき揚げなどにはソースを少々かけてもいいと思う。西日本で生まれ育った人間にとって天ぷらとソースの組み合わせは別段不思議なものではないはず(平成世代はどうだか知らないが)。

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山菜の炊き込みご飯

2011年05月22日 | 家飯
ワラビ、筍のシーズンに1度は作る炊き込みご飯。湯がいた筍、油揚げのみじん切りと一緒に米を炊く。出汁は醤油、酒、塩で控えめに味を付けておく。炊き上がったところへ下煮しておいたワラビと人参を加え10分ほど蒸らして完成。おこげの匂いがたまらない。淡い味付けゆえに食材の味が前面に出る。

「ご飯に醤油の色がほとんどついてないじゃない」と思った人に説明しておこう。私は薄口醤油を主に、濃口醤油はあくまでも補足(味に丸みをつける)として使用している。褐色の米粒が美味しくそうに見えるかどうかは育った地域によるのだ。これは瀬戸内と東海・関東以北との食文化の違いと言ってよい。

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産経新聞の『主張』講演会 野放しにはさせないぞ!教育現場の荒廃(後)

2011年05月21日 | 暗黒の無政府時代
徳永英明似の村上栄一さんは自分の経歴を簡潔に語り始めた(広島に3度も赴任するのは異例とのこと)。最初は広島支局にデスクとして赴任、平成8(1996)年というと私が屑高校(あまりにも酷い教育現場だった)と絶縁した9年後にあたる。

広島県の行き過ぎた平和人権教育の問題点を正々堂々と報道するまでの(取材・裏取り)苦労話は大変興味深かった。教職員組合と恫喝団体による突き上げで校長が自殺に追い込まれた件では「絶対に許してはならん…。石川先生の仇を討ったる」と思ったという告白が私の胸を打った。

広島県東部ではタブーとされる教育問題を取材する過程で様々な圧力がかかった(職場盗聴の可能性、無言電話、訳のわからないFAXが届く)が、恫喝の手紙は大いに励みになったと皮肉り聴衆を笑わせた。

「日本(の報道機関)から産経が無くなったらダメになるという意見を支えに(子ども達のために)仕事をやっていく」と決意表明し、退任前の秋葉市長が産経新聞だけにインタビューに応じたのは、彼が産経の取材方法を評価していたからだと裏話も披露してくれた。

終盤彼は反日勢力へ厳しい眼差しを向けた。日本人なのに日本のことが大嫌いな輩による子ども達の洗脳を危険視し、日の丸は身分差別につながるという思想ではまともな人間は育たず国際競争力はつかないと結論付けた。予定を17分オーバーして講演会は終了した。

県民文化センター・エストパルク・地下1階

有意義な時間を過ごし地上に出ると既に街にネオンが明々と灯っていた。アイネスを見上げた私は駅前大通りを南下し嬉しげに家路についたのである。

商業施設アイネスと駅前大通り

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産経新聞の『主張』講演会 野放しにはさせないぞ!教育現場の荒廃(前)

2011年05月21日 | 暗黒の無政府時代
私は『主張』講演会の白黒ちらしを入手し「これは聴きにいかなあかんな」と思った。会場はアイネス隣の建物地下1階である。市役所に自転車を置いて会場に着いたのは17時45分頃だった。後列は既に埋まっていたので前列の方に移動する。

販売所長による開会挨拶と講師紹介が終わり、産経新聞広島総局長・村上栄一さんが壇上に現れた。

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時事通信社の世論調査で首相交代を求める声が7割弱と出た

2011年05月21日 | 暗黒の無政府時代
昨日、インターネットで時事通信社の世論調査(5月13~16日に実施)結果を見た。20%をかろうじて超えた内閣支持率に興味はない。首相の指導力、原発事故への対応には多くの人が相変わらず厳しい見方をしているのがわかる。退陣を求める声(直ちに、と事故対応に一区切りついた段階で、を合わせる)が7割近くもあるのは国民の信を失ったと判断すべきだろう。ポイント・オブ・ノーリターンに到達するのは間近だと私は思う(笑)

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空豆とベーコンのスパゲッティ

2011年05月21日 | 家飯
フライパンにガーリックオイルを入れベーコンをじっくり炒めた後に(かた茹でにして皮をむいた)空豆を投入。出汁も加えて塩、コショウで味付けしソースの完成。

茹で上がったスパゲッティとソースを絡め粉チーズを加える。最後に魔法の調味料・醤油をほんの少量落としてよく和える。ベーコンの塩気と空豆の甘みの対比が面白い。出汁と醤油を使っただけでかなり和の雰囲気が出るものだ。

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民主党の西岡武夫さん、言いますなー

2011年05月20日 | 暗黒の無政府時代
平成23(2011)年5月18日(水)の産経新聞朝刊4面に西岡武夫参院議長の考え「単刀直言」が掲載されネットでも話題になった。昨年から首相に対する厳しい発言が続いていたが、今回のは引導を渡すという感じだ。内容を少し抜粋しておこう。

 …メルトダウン(全炉心溶融)が起きていたことなど…十分で迅速な対応ができていないという前に、国民に本当のことを教えていない…

 菅首相の政治手法は「こうする」とか「検討する」とか言うだけ。「いつまでにやる」「いつからやる」というのをほとんど聞いたことがない。すべてが先延ばし、先送り…

 「…急流を渡れず流されているのであれば、馬を乗り換えなければならない」と申し上げたが、菅さんは急流を泳いでいない。馬に乗っているのは国民全員ですよ。…

そして最後に古巣の自民党に内閣不信任案を(サミット前に)早く出せと注文をつける。市原すぐるさんの政治風刺画(同面)と合わせて目を通し沈痛な表情を浮かべた賢国民も多かろう。北斗の拳の主人公ケンシロウが多用する決め台詞が今の無責任司令官にはピッタリだ(笑)

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交通安全週間の取り締まり

2011年05月20日 | 日記
5月11日から始まった交通安全週間。今日が最終日である。期間中は特に交通違反取り締まりが強化されるのだが、近所で先日ネズミ捕りが行われていたと知人から聞いた。

家の者の話によればお巡りさんが自転車の盗難防止について市民への啓蒙活動に努めていたそうだ。二重ロック(施錠)と自転車番号登録は確かに有効である。最近、自転車の危険運転による人身事故が急増しているので私も十分気をつけようと思う。

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赤エイの淡白な身を煮付ける

2011年05月20日 | 食材
赤エイは軟骨魚類の一種でゼラチン質に富む。切り身を霜降りして酒・水・醤油を合わせた調味液で煮て味醂を加えて好みの甘みをつける。臭み消しに生姜を入れると◎だ(味噌を少量添加する技もある)

赤エイの軟骨は容易に噛み砕くことができるので私はボリボリ音を立てて全て食べている(笑)。淡白な身ゆえにスパイスに工夫をこらしてフライにしても美味しいと思う。肝の濃厚さはアンコウ以上なので食べ過ぎにはご注意を!

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涙ポロポロのテレビドラマ

2011年05月19日 | 日記
泣かせる上質のドラマが増えたというのではない。最近の役者が涙を流す場面が多過ぎる点を指摘しているのだ。別に泣かなくてもいいような所でポロポロやられても白けるし、ドラマ自体が安っぽくなってしまう。

涙に頼らず目と頬と唇の微妙な動きだけで「喜び」「怒り」「悲しみ」「切なさ」を表現できる役者は本当に少なくなったと思う。緒方拳さんの遺作「帽子」をDVDで観るたびにこの思いを強くする。

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赤エイを食べると夏バテに効くと主張した祖母

2011年05月19日 | 食材
瀬戸内のスーパーではぶつ切りの赤エイが普通に売られている。料理のレパートリーが極端に少ない祖母は夏場にエイの味噌汁をよく作っていた、霜降りもせずに(笑)。夏バテに効くという彼女の主張は肝油に関して言えば当たっていたのかもしれない。エイの肝には大量の油が含まれているからだ。

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鶏もつ(玉ひも)の煮物

2011年05月18日 | 食材
鶏もつは塩水でもみ洗いしてから茹でこぼし(大量に出るアクを取り除き)冷水に取りザルに移す。

醤油と砂糖を主に甘辛く煮付けるやり方もあるが、私は酒のアテとして関西方面の調理法を採用している。色は薄いが味はしっかり含ませるのだ。

酒をたっぷり使い出汁を足しもつを炊く。針生姜を加え薄口醤油と味醂(もしくは砂糖)で味を調える。煮しめるのではなく5分程度炊いたら火を止めて自然に冷ます。その後はタッパーに入れて冷蔵庫で保管。1日置けば出汁がもつに浸透する(ここがポイント)

きんかん(未成熟卵)と産道の食感の違いを噛み締め酒で舌を洗う。見た目と味はイコールでないことがよくわかる。それがもつの魅力だろう。

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