青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

第17回蛭子バス

2014年04月26日 23時55分08秒 | 日常
前々回の米沢→大間崎、前回の館山→会津若松と屈辱の2連敗に終わった蛭子バス、四半期に一回の放送で今回はマドンナに宮地真緒を迎えての春の旅。山口から室戸岬と言うルートはルート選定の脈絡がさらになくなって来た事を実感するのでありますが、一応長州→土佐と言う幕末の維新志士にあやかったもんだそうで。結論から言うと連敗を吹き飛ばす史上最速での突破となったんだけど、さすがにスタッフ側も3連敗させちゃまずいって感じのイージーコースを用意したのかなあと思ったりして。

以下、時系列&箇条書きで。
・いきなりスタートで山口駅前→徳山駅前(防長交通バス)ってのが恵まれてるよね。
・広電阿品駅前での女子高生のアドバイスがヒット
・同時にハートバスの運転手さんの指示が的確
・蛭子さんが宮島競艇に参戦するとか久々にそーゆーのがあってもいいんじゃないの
・広島バスセンターの巨大ぶりに改めて驚く
・中国地方って各主要都市にバスセンターがあるんで、とりあえずバスセンターに行けば何とかなるんだな
・しまなみ海道ルールは鬼。次の島に渡るには橋しかないのに、高速道路(西瀬戸自動車道)だからダメなんて…
・結局しまなみ6橋全徒歩制覇。トータル30km。
・3連敗は許されない鬼気迫るルイルイの高速先行。「限界なんて言いたくなかった…」と泣くマドンナ。
・蛭子大嫌いな民宿泊が続き「和室ですか?ハァ…」と露骨に宿の人に嫌な顔を見せる蛭子
・泊まれるだけで文句言えない場所だろ
・疲れすぎてビールがあまり飲めないルイルイ
・3泊4日でパンツ2枚しか持ってこない蛭子
・寿司屋に入って「魚嫌いだから寿司屋に行くのが苦痛でしょうがない」と言い放つ蛭子
・トンカツのソースの材料を当てる蛭子。ダテにトンカツ食い続けてない
・ロケが桜の時期で、春の瀬戸内海の素晴らしい風景を楽しめたのは良かったね
・3日目から洗ってないパンツを使い回す蛭子
・松山から久万高原方面への進路を確保。JRバスの長距離路線でこれも恵まれているな
・ってかこれは昔の松山高知急行バス(国鉄バス)の名残だよね
・今回は一本道で選択に迷う場面があまりない。ただ、前回の反省を踏まえてルイルイの決断は速かった
・落出の民宿の取材馴れ感と温かいもてなしに感動
・佐川まで行かないで大崎→狩山口へのルート変更も決断速かったなあ
・狩山口から一気に高知駅前へ。交通が発達してなさ過ぎて各方面と県庁所在地を結ぶバスが残っている四国
・「とでんのバスで安芸行きがあるからそれ乗って…」とでんのバス=土佐電鉄バスって事ね
・昼過ぎに室戸岬に着いちゃったもんなあ
・鉄道が通ってない観光地だからそりゃバスがあるよな

今回のハイライトは結局しまなみ海道を徒歩越えする2日目。この番組において「歩き」は絵的には面白いのかもしれないけど、「バス乗継」と言う視点から言うと徒歩って最終手段なんだから、最初っから歩かないと越えられないルート選定と言うのはいかがなもんざんしょ。しかも一日30kmとかさあ。老人虐待でしょ(笑)。
ルート的には特に判断に迷う事もない一本道で、過酷な2日目を終わったらあとは流れでどうとでもなるようなコースだったかなと。まあスタッフも3連敗は避けたかったのかねえ。あまりゴールに着くか着かないかはこの番組の問題じゃないんだけど、注目集めちゃってるからねえw

2日目終了後の夕飯の時間で、あまりの過酷さに蛭子に死相が出てたぞw
あれを見ると、体力的にこの番組も終焉に向かって行く気がしてならん。
コメント
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