青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

睦月・夜間瀬/如月・東吾野

2023年12月21日 17時00分00秒 | カレンダー

(走れ!僕らのヒーロー@夜間瀬~上条間)

おまっとさんでした、ということであっという間に2023年も12月となりまして、来年のカレンダーを作りながら今年を振り返って行こうという恒例の企画。こないだの土曜日あたりは半袖でもいいくらいの暑さで、とても年末なんて感じもしなかったのですが、それから二日三日であっという間に最高気温が10℃以下。あまりにも寒暖差が激しすぎて嫌になる。日本は夏と冬しかない「二季」の国になったなんて言われますけども、その二季が一週間の中で行ったり来たりするのはさすがに異常だと思う。私の写真のモットーは、なるべく風土と季節を上手に取り込みながら、見た人に「あ、ここ行ってみたいな」と思ってもらえるような・・・フワっと言うなれば「旅心をそそる」ような写真なのですが、このままでは季節もへったくれもない写真ばかりを量産することになってしまうかもしれない。閑話休題。そんな2023年の始まりは、正月明けの三連休で長野に行った際のひとコマ。どんど焼きが行われていた夜間瀬のお社、雪野原で遊ぶ子供達の声援を受けて、ゆけむりが行く。

二月。たまの平日の休みを使って出掛ける秩父行脚。両パンデキの鉱石列車を愛でるのが目的ながら、その行き帰りで乗車する西武秩父線が結構楽しみだったりする。撮影を終え、飲みたい酒をひと缶買って、適当なツマミを咥えながらまったりとガラガラのボックスシートに足を投げ出し、暗がりの正丸峠を越えて行く。東吾野の交換待ち、ほろ酔い気分の体をキリっと引き締める奥武蔵の冬の夜風、西武秩父行きのラビューが山間の小駅を駆け抜けて行きます。


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