青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

霜月 吾野/久留里

2022年12月30日 17時00分00秒 | カレンダー

(ライオンズカラー、重ねて@西武秩父線・吾野駅)

11月。この一ヶ月は天候も落ち着き、今年の関東周辺の山々はそれなりにいいコンディションの紅葉が楽しめたような気がします。錦秋の奥武蔵の山を、秩父に向けて登って行く西武4000系。大勢のハイカーを乗せながら正丸へ向かって峠を詰めて行くその姿。吾野で上下列車の交換シーン。発車して行く西武秩父行き、西武101系由来の原始的な抵抗器が唸る。

この秋の「休おで」三回目の利用で、子供と一緒に久留里線の上総亀山まで。普段は日中6時間くらい列車の来ない久留里~上総亀山間が、JR東日本の「駅からハイキング」の開催に伴って久留里止まりの列車を延長運転するという企画に乗ってみることに。木更津から房総半島の里山を走って1時間、久留里から先は褶曲して流れる小櫃川の谷に沿って丘陵地に入って行きます。大イチョウ輝く久留里の駅に進入するキハE130。以前のキハ35・37・38のラインナップ時代にもう少し来ておけば良かったかなと思うけど、久々に長時間の非電化ローカルの旅を楽しみました。


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