青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

桜吹雪の坂道を

2017年05月11日 05時16分20秒 | 飯山線

(桜吹雪の参道で@桑名川~上桑名川間)

にわかに風雲急を告げる空模様、遠くで鳴り出した雷が聞こえて、谷に吹く風も強まって来ました。桑名川の集落の鎮守様に続く参道に咲いていた桜が、春にさよならを告げるように強い風に舞います。前が見えなくなるような桜吹雪はドラマティックではありますが、この中を列車が来るかと期待するほどウブじゃないですね(笑)。桜吹雪は列車の通過時は吹かない。撮り鉄あるある。


参道の灯篭と、桜吹雪のアスファルト。踏切の警報機が鳴り、ゆっくりと136Dが通過して行きます。どのみち車両全部入らないですからね、連結部で色合いの違いを強調した構図にしてみましたよ。ここで一枚カットを稼いだところで、とうとう空からは雨が。まあ長野まで追っ掛けるつもりもないし、次が136Dのラストカットになりそう。


飯山方面へ向かうとともに強くなる雨足。どこで撮るとかもなく信濃平で飯山色を見送り。朝とは全く違う天気となった飯山盆地。時ならぬ驟雨に打たれて、飯山色の車体が艶めいて見えました。カメラが濡れてしまわないように、お腹に抱えて急いで車に戻るのでありました。
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