tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

着物でジャズを満喫!(今井町並み散歩2015)

2015年05月10日 | 奈良にこだわる
恒例の今井町並み散歩(橿原市今井町)が昨日(5/9)から始まった(5/17まで 主催:今井町町並み保存会・今井町自治会)。例年、最終土日のイベントに人が集中するが、20回目の今年は初日に「着物でジャズ、今井町」(第2回)というメインイベントの1つが開催された。当日の様子を、写真でお伝えしたい。







5月9日(土)は、あいにく終日小雨が降っていた。雨の今井町を訪ねるのは初めてだが、これがかえって良かった。しっとりとした情緒が漂うのだ。のんびりと町並みを眺めたあと、会場の順明寺(じゅんみょうじ)に着いた。浄土真宗本願寺派の寺院で、北の御堂とも呼ばれている。表門は、橿原市指定文化財だ。今井町というと南の御堂・称念寺がよく知られているが、順明寺も堂々たる古刹である。







まずはジャズ音楽をバックに、若林梅香さん(今井町町並み保存会会長で、イベントの仕掛人)が書道のパフォーマンス。これは見事に出来上がった。そのあと橿原市副市長と奈良県立医科大学教授の挨拶が続く。




奈良教育大学からも、先生と学生たちがお手伝いに来られていた

「なぜ県立医大?」とお感じになるかも知れないが、深い関係がある。昨年(2014年)、県立医大の細井裕司学長は「今井町は、要介護者や病気からの回復期・機能回復期の方を散策させるのに大変有意義な地域である」として、『医学を基礎とするまちづくり』というご著書を刊行されたのだ。


橿原市副市長による開会挨拶


まずは学生バンドが続く



さて、ジャズである。ブログ「今井町ジャズ」に詳しい情報が出ていた。

Kimono Jazzgl in 2015 着物でジャズ、今井町。
日時:2015年5月9日(土曜日)13:00-18:00
場所:順明寺(奈良県橿原市今井町4丁目11-4)
入場協賛金:500円



富永ちひろSpecial Quintetto




MCは星野純子さん(向かって右側)

中世の町並みと、息づかいが残るまち「今井町」。この伝統あるまちで、文化、音楽、そして医療の融合したイベントを開催します。奈良医大の中期計画にある医療を基礎とする町づくり(Medicine-Based Town : MBT)の一環で、奈良医大からも全面的な支援を受け、今井町町並み保存会を中心とする今井町の皆さん、また、有志のみなさんと共同で企画しています。


Rita Goldieさんの舞踊「花魁(おいらん)道中」が華を添える



<Live>HARD STREAM ORCHESTRA (奈良医大)、JAZZY CLUB (奈良女子大学)、ALS JAZZ ORCHESTRA(天理大学)、富永ちひろSpecial Quintetto、KING COLUMBIA
<Dance>Rita Goldie
<DJ>Mitsuru / UGUG
<MC>星野純子
<FOOD>奈良医大チーム PREドクダーズ
<医療相談>奈良医大チーム



トリは「KING COLUMBIA」の迫力ある演奏


お客さんも着物姿だ

主催:今井町じゃず実行委員会
共催:今井町町並み保存会 / 奈良県立医科大学
協力:株式会社イベント21 / 株式会社ジュエルサウンド / 株式会社 ZIESEL

着物の女性がトランペットやドラムを演奏する様子は、ミスマッチのようでいて舞台がお寺なので、結構しっくりと来る。「お客さんも着物で来てください」とのことだったので、私もおろしたての作務衣でお邪魔した。この日は半袖Tシャツにデニムの作務衣という服装で、ちょうど良かった。これはクセになりそうだ。

若林さん、ご関係者の皆さん。昨日はすっかり楽しませていただきました。ぜひ恒例の行事として、今井町で定着させてください!
コメント (2)
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