tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

ナント・なら応援団、4期生向け研修を実施!

2015年10月07日 | 観光にまつわるエトセトラ
昨日(10/6)10:00~16:00、南都銀行の退職者(OB・OG)計39人で構成されるボランティアガイド団体「ナント・なら応援団」の新入団員(4期生)を対象とした研修を実施した。場所は南都銀行本店6階の会議室。


開講挨拶は公務・地域活力創造部の中南部長

研修の講師は門口誠一さん(同団幹事)、吉本幸弘さん(同団1期生)と私。門口さんが不空院、矢田寺(金剛山寺)、帯解寺などガイド対象寺院の解説、吉本さんがガイドの体験談、私が奈良の歴史について解説した。参加者は4期生の3人を含む約10人だった。


門口誠一さんの講話

門口さんは早くから準備に取りかかり、各寺院のパンフレットや住職のお話などをもとに、カッチリとした資料を作ってくださった。この資料に基づいてガイドすれば、正確で、しかも各寺院の立場に立った解説ができるというスグレモノである。


「奈良の歴史」の1コマ(私が担当。トップ写真とも)

吉本さんは、2010年以来の豊富なガイド経験をもとに、楽しかった思い出話や苦心談などをユーモアを交えながら語ってくださった。


吉本幸弘さんの体験談

最近は各企業で65歳までの定年延長制度が設けられたことから、同団でも新人(60歳~)の入団者が減っている。募集をかけると「65歳になったら入団します」という回答が多いのだが、65歳までフルタイムで働いて、そのあとボランティア活動をスタートする、というのは至難の業だ。だから「オブザーバー参加」でも良いので、何とか60~64歳までの人たちに参加してもらえる手立てを講じたいものだと思っている。

ナント・なら応援団の秋の活動はすでにスタートしている。ガイド対象の寺院は、不空院、大安寺、霊山寺、帯解寺、聖林寺だ。皆さん、お寺で赤いベストの団員をお見かけになったら、「頑張って!」とひと言声をおかけください!
コメント
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