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聖徳太子1400年忌の年に、奈良ホテルが飛鳥鍋ランチを提供!12月19日まで(2021 Topic)

2021年10月31日 | お知らせ
金曜日(10/29)の毎日新聞奈良版に「太子も食べた?飛鳥鍋 奈良ホテルで提供」という記事が出ていた。
※トップ画像は大阪市立美術館で催された特別展のサイトから。私も拝見したが、とても充実した展示だった。王寺町の達磨寺の聖徳太子像が、良い場所にデンと展示されていて、驚いた

ちなみに牛乳は平安時代の815年の記録『新撰姓氏録(しんせんしょうじろく)』により、飛鳥時代に日本に渡来したとされているので、聖徳太子が食していたという可能性はある(私も以前、こちらに紹介している)。太子の年忌をゆかりの食べ物で偲ぼうというのは、良いアイデアだ。では、記事全文を紹介する。

聖徳太子が食べたかもしれない鍋で「1400年遠忌」を発信したい――。奈良ホテル(奈良市高畑町)は29日から、奈良の郷土料理「飛鳥鍋」をメインにしたメニューを、ホテル内の日本料理店で提供する。2021年が聖徳太子1400年遠忌にあたることを「食」を通じて知ってもらおうと企画した。

飛鳥鍋は鶏肉と野菜を牛乳、だし汁で煮込んだ奈良の郷土料理。提供する鍋は県最古の牧場「植村牧場」(同市般若寺町)の牛乳を使用し、和風だしを加え、あっさりと仕上げた。材料は県産にこだわり、主役の鶏肉は大和肉鶏を使った。肉のうまみを逃がさないよう、一度表面を焼き上げてから鍋に投入する。

ご飯は県産ひのひかりを使用。奈良の伝統野菜「大和まな」のお浸し、カルパッチョ風わら焼きカツオのタタキも付く。聖徳太子とゆかりがある斑鳩町産の菜種油と黒米酢のドレッシング、王寺町産のオリーブオイルなどで風味を引き立て、デザートのヨーグルトには甘めに炊き上げた黒米が入っている。

奈良ホテルの福田順・副総支配人は「食によって奈良の歴史、文化も感じてほしい」と話す。飛鳥鍋御膳は29日から12月19日までの午前11時半~午後3時(ラストオーダー午後2時)、日本料理「花菊」で、3500円で提供する。【久保聡】


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