エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

春のトンボ

2009-05-07 | 昆虫


 庭のオオバンソウにスジグロシロチョウが産卵していた。
そろそろトンボたちも現れただろうと、新緑の里山を散策した。
まだ数は少ないが、チョウやトンぼをちらほら見かけた。
水辺で羽化したてのコサナエを3頭みつけた。まだ翅が柔らかくじっと葉に止まっていたので、ゆっくり撮影出来た。小さい個体で、横に10円玉を置いて写した。
あとで写真から体長を計算すると4.3cmくらい、小さかった。

  【コサナエ】

  【離れた複眼】

ヨツボシトンボも羽化したばかりで、後翅の基部の3角形の黒紋がきれいだ。

 【ヨツボシトンボ】

もう活発に飛び回っていたのだシオヤトンボだろうか。

 【シオヤトンボ】

 池の端の草むらに、ウスバカゲロウのように弱々しく飛んでいたのは、ホソミオツネントンボらしい。がっしりしたオツネントンボに比べて、とても細く感じ、胸部の側面の独特な横すじ模様も違い、多少青みも見えた。越年した成虫はこれから産卵が始まる。
  
  【ホソミオツネントンボ】

 【オツネントンボ】

また、虫たちのシーズンが始まる。身体と相談しながら虫たちの姿を撮りたいと思っている。


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