エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

初夏 いのちの輝き

2009-05-08 | 日々の生活
          【シャクナゲ咲く】

 早朝、決まって5時に愛犬ラックに起こされる。ラックは時計を持たないのに、正確に時間を知っている。5時丁度に一吠え、おしっこと散歩の時間だよとせがむ。
 少し早すぎるが、ラックの健康のため、自分の健康のためにと着替えをする。
 朝夕2回の散歩はいつもの道を約30分、帰宅するとラックはすぐに2階へ。もう一寝するのだ。一人お茶を入れて新聞に目を通す。それから朝食までの間、緑を楽しみながら外での庭作業。判で押したような朝の日課だ。
 お陰で、近ごろは夜型からすっかり朝型の生活に慣れてしまった。なるべく睡眠をとりたいと思い、夜は11時には寝るように心がけている。

 庭も一目散に夏へ向かっている。
 白のリュウキュウが清楚に咲き始めた。小さな赤紫色のクルメツツジも咲いた。白の大輪のボタンがかわいそうなくらい沢山の花を咲かせている。また、冬からの大きくなつぼみをきれいな模様を変化させながら膨らんできたシャクナゲがいよいよ真っ赤な花を咲かせ始めた。オオバンソウもあちこちで沢山きれいに咲いている。
 初夏を感じる朝早く、庭の小さないのちのすべてが輝いている。


   【5/5のつぼみ】