門柱の上にミセバヤの鉢植えを置いてある。水をやっていたら、何とも不思議な生き物を見つけた。体長4cmくらい、カナヘビの赤ちゃんだろうか。四角い植木鉢のしたには丁度良い隙間があって、ここを住み家にしているようだ。何処で生まれたのだろうか。
親のすばしこさはない。手を触れたら、ゆっくりと向きを変えた。何ともかわいいが、は虫類独特の目はするどい。
数日前まで気づかずにいたが、2階の軒天のボードに穴があけられ、もう巣立ちが出来るほど大きい鳥の頭が3つ外をのぞいていた。親鳥がえさを運ぶたびに、ひな鳥のさえずりが響いていた。ムクドリだ。2階の近い窓からのぞいたら、もう何度も子育てに使われていたような形跡が確認出来た。
庭には巣立ったスズメが目の前で身体を震わせながら親にえさをもらっていた。
春先にバードテーブルを設置してから、小鳥たちがより身近になった。
ご飯やパンの残り物を置いてやると、瞬く間になくなる。スズメとヒヨドリが頻繁に来ている。
身近にいつもかわいい小動物が共生している。そんな庭の自然がとても嬉しい。