キンモクセイの甘い香りが庭中に漂っている。
この季節になると、キンモクセイは本当に2度咲くのか、観察したことを思い出す。
何年か観察した結果、9月末に先ず1番花が咲きだし、約1,2週遅れて本格的な2番花が咲くことが分かった。
豪華な2番花が咲きだすころには、色が濃くなった一番花が色あせ散りはじめる。
一番花 9/25
2番花 10/4
日に日に秋が深まる庭に、小さな命を見つめている。
ファインダーに見つめる虫たち、草花が愛おしくてならない。
あちこちにカマキリが見つかる。陽だまりで、少し動きが鈍くなったカマキリのおしりが膨らんでいた。
相変わらず、ヤマトシジミが足元を乱舞している。
シオンにはイチモンジセセリがよく似合うが、今日は珍しくアカタテハやミドリヒョウモンが集まっていた。
モンシロチョウ
ヤマトシジミ
ヤマトシジミ♀
ベニシジミ
ハゼやツタの盆栽が真っ赤に色づいた。
夏の間、大きな花を咲かせ続けたひまわりを抜いた。
こぼれた種から育ったサルビアが真っ赤な花をつけた。そこここに、秋の訪れだ。
何年も前に切ったケヤキの幹に、鮮やかな黄色いキノコが顔を出していた。
どうもニガクリタケのようだ。
ニガクリタケ?
ラジオのニュースで、新潟の票湖にコハクチョウが飛来したと伝えていた。
例年より1週間早いというが、そんな季節なのだ。また、翁島の田んぼにコハクチョウに会いに行きたいと思っている。