エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

嬉しい出来事

2010-10-19 | 日々の生活
【ジャコウアゲハの終齢幼虫】

 ① 今朝、はじけたサンショの木に絡みつき伸びているウマノスズクサに、ジャコウアゲハの幼虫を見つけた。
驚きだった。嬉しかった。
真っ赤に実り、やがて、はじけて宝石のように光る真っ黒をみつめ、しばしば写真に撮っていたのに、幼虫には全く気付かずにいた。
 思えばこの夏、かつて庭では見たことがなかったジャコウアゲハを撮影していた。
その時は♂だったが、いつか♀が訪れ、ウマノスズクサに産卵してくれないかと、淡い願いを抱いたことがあった。
 思わぬ願いがかない、さらにいないかとくまなく探したが、一頭だけのようだ。
やがて蛹化し、冬を越して我が家から飛び立っていく姿を思うと、これ以上嬉しいことはない。
 
② 宅急便で、いわきからサンマが届いた。


 
一時、猛暑の影響でサンマが記録的な不漁と伝えられていたが、もう回復したのだろうか。
大きな新鮮なサンマだ。夕飯は塩焼きにしていただいた。
 新鮮なので、刺し身におろした。脂が乗りおい知った。特に美味しく、お酒も進んだ。

単身でいわきにいたころ、職場で地元の人に教わり造った。
思えば、20年前、若松のスーパーではさんまの刺し身はお目にかからなかった。
その頃は、いわき名産の「目光り」も店にはなかったと思う。
植田駅前の一杯飲み屋で、よく目光りの空揚げを頼んで飲んだことを思い出した。

 息子、娘に帰りに立ち寄れと連絡した。刺し身と、塩焼きを持って行かせた。
良いことがあったので、あらためて新聞の今日の運勢欄を見てしまった。