丸一日降り続いた雪も朝の内にやみ、陽が差し始め、快晴となった。
一日中、家族総出で雪かたしに明け暮れた。嫁いだ娘も手伝いに来てくれた。

朝7時の気象庁の記録で、若松は115cmの積雪と言うが、実際にはそれ以上あるようだった。
磐越道もきのうから通行止めが続き、下道の49号では昨日の深夜から300台の車が立ち往生し、
夕方のニュースではまだ止まったままで復旧のめどが立たないという。
ともかくドカ雪には参ってしまう。
市道までの除雪は大変だ。近所からも除雪に出て、みんなで道路の両脇に雪を積み重ねた。
昼過ぎには何とか開通した。すっぽり雪に埋もれた我が家の車も、夕方ようやく出せるようになった。
つくづく体力の衰えを感じた。腕力はあるが、すぐに息が上がってしまい、心臓や肺が追いつかないのだ。
でも。黙々と雪をかたしながら、よくここまで健康になったと実感し幸せに感じた。
孫たちは有り余る雪にそり遊びに興じていた。

腰ほどまで積もった裏庭に、物置から雪踏み俵を持ち出して細い道を付けた。
40年も前に叔父からいただいたもの、昔はどこの家にもあったのだろうが、今はまづ使われないだろう。
とても重宝な素晴らしい道具だ。

大雪のあとの磐梯山がいよいよ厳しく聳えていた。
また明日は雪の予報、そして、お正月までずっと雪空が続きそうだ。

夕飯には、何となくのども渇いた。雪に冷やしたビールにしよう。お疲れ様!。

