昨年は見かけなかったウラナミシジミに会えた。これから11月はじめまで見られると思うが、文献によると南部で産した個体がこの時期に北上して、発生を繰り返しているという。本当だろうか。
交尾するウラナミシジミを見かけたが、ほどなくくずにでも産卵するのだろうか。会津では冬は越せないならかわいそうだ。
この時期ヤマトシジミ、ツバメシジミより大型で活発に飛び回っていた。おあつらえむきにイヌタデの花穂の上で交尾していた。近づいてもほとんど動かなかった。
翅の裏の波の模様が独特だが、よく擬態と説明される尾状突起付け根の目玉模様に金色が見える。文献では、ウラナミシジミは土着しているのは房総半島以西とあった。
ベニシジミはもう3化目だろうか,新鮮だった。モンシロチョウやキタキチョウがが舞っていた。
寂しくなったトンボ池に寄ると、残ったオオルリボシヤンマが産卵中、マダラナニワトンボがひなたぼっこしていた。わずかないのちをゆっくり過ごしておくれ。
エゴノキの実も黄色く色づき、モミジは文字通りの素晴らしい紅葉が始まっていた。
蕎麦は刈り取りが終わっていた。
Wikipediaでは ”草丈は60〜130cmで、茎の先端に総状花序を出し、6mmほどの花を多数つける。花の色は白、淡紅、赤、茎の色は緑、淡紅、濃紅であり、果実の果皮色は黒、茶褐色、銀色である。”とある。こんなに茎が赤いとは知らなかった。
いよいよ秋の深まりを実感した。(2011.10.13)