孫の通う小学校で「笹りんどう祭」があった。学習発表の場、小学校版の学校祭だ。
先日「俳画コンクール」に応募しところ奨励賞をいただくことになった。
お祭りのオープニングセレモニーで、恥ずかしながら全校生、父兄を前に表彰され立派な賞状をいただいた。
体育館は周囲に父兄の観覧席が設けられ、壁には俳画コンクールの作品が貼られて、大人の部に我が輩の駄句もあった。
俳句は何年も前から「全国一」全員がことあるごとに俳句をつくり、作品は学校中に貼ってあった。
開会宣言のあと、各学年の発表から元気を貰い、素晴らしい感動のひとときを過ごすことが出来た。
どれも素晴らしく子供たちの歓喜に満ちた姿に、頼もしさを感じた。
創造的な学ぶ姿勢に圧倒され、子供たちの秘める無限の可能性を見ることが出来た。
萌香ちゃんたち1年生は、【心を一つに力を合わせて】「さんぽ」「おおきなかぶ」「トウモロウ」を歌った。
Tomorrowの歌詞を聴いた。素晴らしい歌詞だと思った。
Tomorrowは、NHK『生きもの地球紀行』のエンディング曲として、1992年に発表され、合唱曲として最近コンクールの課題曲になっているらしい。
”旅立つあなたに伝えたい
戸惑いや 悲しみを超えること
木漏れ日が 空にクロスして
虹のかけらになることを”
子供たちが真剣に歌う姿と歌詞が相まって、涙が流れそうになった。
3年生武琉君たちは 【笑顔一杯! リズムに乗って!】で、「ドレミの歌」「小さな世界」「森の子守歌「レッツゴーソーレ」「クラップパラダイス」をリコーダーを演奏しながら歌った。
県大会金賞の合唱部の発表も素晴らしかった。曲は「荒城の月」「ふるさと」など、さすがに名曲だ。
4年生は会津まつりの時の鼓笛隊パレードのマーチングバンドを再現した。
最後はみんなで世界のはなの合唱。そして「マル・マル・モロ・モリ! マルモリダンンス」吹奏楽の踊りながらの演奏で退場だ。
これまた県大会で金賞受賞の合奏部約50人の発表は 「All around the World ~世界中のすべて」素晴らしい演奏に惜しみない拍手が鳴り止まなかった。
ステージ脇の時計の下に書額が飾られてあった。「一生懸命」とある。すべての学年、生徒たちの発表が余りに素晴らしく、まさに子供たちの姿だった。
体育館での全体発表の後はワークショップ、2年生は「わくわくドキドキ お店屋さん」、4年生は「チャレンジ ひとみっこ 環境探検隊」、
6年生は各クラスが会津の歴史を扱った発表で、その調査や研究成果は目を見張るものだった。
昼は体育館でばーちゃんが孫の世話。シートを敷いて模擬店のカレー(ママはうどん屋のゆで係)を食べたようだ。
ひょんなことから初めて笹りんどう祭に行った。昔、我が子たちのころ、さらには遙か昔の自分たちの小学生のころを思った。
きょうは、充実した学校教育の場を頼もしく見つめ、子供たちの明るい明日を願った。