第5回のテーマは、「ハンカチの葉っぱ叩き染め」と「木工クラフト」と「河原の石のペインティング」と、充実した芸術教室だった。
参加者: 子ども31名、保護者10名
●「叩き染め」
周囲の葉っぱを見つけてきて、思い思いにデザインしてハンカチを染めた。そこに、多少の葉っぱについての知識を加味すればいいかと、少し要らない欲が湧く。たたき台のベニヤ板の上に新聞紙を敷く、そこに葉っぱを裏返しに置く、そしてハンカチ、ポリエチのシートを置いてカナヅチでひたすらたたくのだ。
カエデなどは表をハンカチ側にむけた方が良いようだ。シダやモミジの葉の縁の細かいギザギザまでがよくハンカチに写された。水洗いして乾燥する。みんな、きれいに出来上がった。
●「木工クラフト」
小生、いつものことながら、怪我の無いようにだけ気をつけて見守った。
いつものように短い枝でエンピツ作り、欲しがる子どもたちにプレゼントした。
11時を回る頃、雨となった。並べたテントの間から雨が漏れ、敷いたブルーシートも雨ぬれた。作業は終盤近かったのでよかった。すぐに公民館へ避難することにした。
●ストーンペインティング
お昼を食べて、午後は前回川底から集めた石を使ってのペインティング。
講師はYさん、「画用紙に描くように描いては駄目!」「石の形からイメージ!」と。
小生、三角形の石を見つけ、磐梯山を描く。画用紙に描く絵になってしまう。
いづれのテーマにも、子どもたちはきわめて意欲的に取り組んだ。まるで、小学校の図画工作の授業のようだ。
このテーマを膨らませると、素晴らしい総合学習が展開できると思った。
かつての教材研究のテーマが浮かんできた。
テーマが多すぎた嫌いがあったが、子どもたちにはかけがえのない体験となったと確信している。
2014.9.13