ヒメシロチョウの里で、今後保護のポイントとなる食草の分布を調べはじめた。
来春計画しようと思っている食草の「ポイント計画」、つまり、土手や草原の草刈りの際、ツルフジバカマを一部刈り取らずに残す案だ。
一段と、個体数は増えると思う。
先ず、まん中の「田2」を丁寧に見て回った。いよいよ3化の個体数も減って来た。昼前のヒメシロ時間に併せて歩いたが、目撃は1頭のみだった。
10ある田んぼの土手の5箇所にツルフジバカマがしっかり生えていて、その2箇所には新しい卵が産んであった。産みやすい株があるのだろう、一株に10数個も産んであるところもあった。
今まで葉の表に一個ずつ産み付けられているのが普通だが、葉の付け根に2個くっついて産んであるものもあった。産みたては白く、少したつと黄色くなっていた。順調に育って欲しい。
ところでどんなところで蛹化するのだろうか。雪の下でどう無事に過ごすのだろうか。
近くの池ではオオルリボシヤンマが盛んに産卵していた。メスにもオスのようなブルーの斑紋がある個体もいた。また、アオイトトンボが集団で産卵していた。
アオイトトンボ オオアオイトトンボ
ウラギンヒョウモンが盛んに地面に産卵していたが、近くを探しても食草のスミレ類はないようだったが・・・。まさか無駄なことはしないだろう。
コブシ
秋が深まるが、もう何日かかけてこのヒメシロチョウの里の食草分布を調べたいと思う。